40代以上で睡眠中の「歯ぎしり」は要注意!


これは奥歯ですが、また抜歯しました。

原因は【歯周病】です。歯周病で抜歯したのはこれで5本目になります。

以前ほんとに怖い、歯周病で歯がなくなる!?にも書きましたが、成人男女の約7割以上が感染しているといわれています。

今回の私の場合、自覚症状(歯茎のはれ、にぶい痛み)はありました。市販の薬でだましだまししてきたのですが、決定的だったのは【歯がぐらついてきた】のです。これではどうしようもないので歯医者さんに行くと抜歯以外の方法がないと言われました。簡単に言うと手遅れだったのです。

私がこんなに抜歯をする歯周病以外の原因は歯ぎしりです。私の体験上の話ですが40代以上で歯ぎしりをされている方はかなり歯周病も進行しているかもしれません。

(歯槽骨:しそうこつ)への負担大

歯槽骨とは歯を支えている周囲の骨のことです。

私みたいな重度の歯周病=歯槽骨が溶けている上に歯ぎしりをしていると歯槽骨への負担はさらに大きくなり、内部では骨がほとんど溶けて歯茎だけで歯を支えていることになります。

実際私の歯槽骨は奥歯へ行くにしたがって薄くなっているのをレントゲン写真で確認しました。

他に歯ぎしりだけではなく、思いっきり歯を食いしばるような作業を仕事としてお持ちの方も同じ状態にあるので歯医者さんに行って一度診察されてみることをおススメします。

また糖尿病の方は歯周病になりやすいこともわかっています。
理由は出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくするためで、糖尿病が発症・進行しやすくなるそうです。

今のところ私は糖尿病ではありませんが、先日健康診断を受診しましたので結果も追って報告したいと思います。

予防法

これは歯医者さんに行くしか他の方法はありません。

歯ぎしりも今の医学では治す方法がないそうです。

しかし根治は無理でも、症状を遅らせることは出来ます!

まず歯ぎしりは、
●マウスピース
私はシリコン製のを使用しています。シリコン製の場合、歯ぎしりしている方は数ヶ月で破けてきますので年に1回~2回は交換になるかもしれませんね。価格は大体¥5,000円前後くらいです。

●かみ合わせ
歯医者さんでかみ合わせの相談をしてみましょう。少しづつ歯を削りながら調整してくれます。調整後は歯ぎしりでの歯への負担は軽減されます。(歯ぎしりをしなくなるわけではありませんが)

●薬店で販売している薬を使ってみる
これはあくまで予防策で、私は例えば急に腫れて痛みがあるけど今すぐ歯医者に行けない時に使ってました。私が今でも使用しているのは、
・クリーンデンタル

医薬部外品ではなく医薬品です。
・アセス

これは歯磨きです。柔らかめの歯ブラシを使いゆっくり歯茎をマッサージしながら磨きます。研磨剤を含みませんので歯自体の負担はありません。これで磨くと腫れ、痛みが和らぎます。

 

いかがですか?
こころあたりがある方がいたらこの盆休み明けに歯医者さんに予約を入れましょう。
「これくらい大丈夫」や「まだ痛くないし」なんてあまく見ていると私みたいに抜歯5本になりますよ。

もう一度言いますが、
歯周病の治療は家庭では出来ません!歯医者さんに行くしかないのです。
特に歯ぎしりをしている方は盆休み明けにすぐに歯医者さんに行きましょう!

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