で、結局、口臭予防には何をすれば効果的なの?

歯周病を患ってから私は口臭を気にするようになりました。

煙草も吸うのでなおさらです。

近頃では「スメハラ(スメルハラスメント)」と言われにおいが相手に不快感を与えるハラスメントの言葉も出ています。これは口臭だけではなく、体臭、香水や整髪料のにおいも入ってしまいます。

なかでも口臭は自分自身ではなかなか気づきにくいという面でやっかいです。だからこそケアしたいと思うし、みなさんもそうだと思います。

気にしているぶんメディアからの情報が耳にはいってくるんですが、
あるTVでは「歯磨きをまめにしましょう」
と言ったり
またあるTVでは「歯磨きしすぎは歯を傷めるからダメ」
と言ったり
「うがいがいい」だのなんだかんだ・・・。

もうなにをやっていいのかがわかりにくくなっていますよね。

口臭を低減させる方法をメディアから流れてくる情報をまとめてみました。まとめてみるとわりと簡単ですぐ実行できるものばかりです。歯周病の私が言うのもなんですが、私もやっています。

①前日寝る前に歯磨きしていても朝起きたら手早く「うがい」をする。
寝ている間に細菌が繁殖しています。朝一の口腔内の細菌の数はトイレよりも多いそうです。

②歯磨きを毎食後する場合は研磨剤が少なめまたは入っていないものを選ぶ。
通常の研磨剤入りの歯磨きで毎食後と寝る前にすると1日に4回歯磨きすることになるのですが磨きすぎで歯のエナメル質を削ってしまい逆に知覚過敏になる可能性が高くなります。4回歯磨きするなら研磨剤少なめか入っていないものを選びましょう。(研磨剤の有無はパッケージに記載があります)

③うがいをまめにする。
うがいは水でいいそうです。毎食後に少量の水を含み、上、下、右、左と4ヶ所を強めに10回づつぐちゅぐちゅします。これだけでだいぶ口臭は低減されます。

④舌を磨くのは1週間に1回程度にする。
口臭の原因のひとつが舌苔(ぜったい、いわゆる舌のコケ)です。これを取るために歯ブラシや舌用ブラシを使うのはいいのですが、毎日していると味覚が麻痺してくるそうです。やりすぎは禁物です。また磨くときは力を入れずやさしくなでるようにやってみましょう。

⑤「歯間ブラシ」や「フロス」を使用する。
これは私も歯医者さんから歯磨きと併用してくださいと言われています。歯と歯の隙間が広がって物がはさまり易くなっていると食べカスがどうしても残りがちです。④のうがいの時にこれらを使って食べカスをできるだけ残さないようにすると口臭も少なくなります。

それでも口臭がなかなか収まらない場合は歯医者さんに行くことになるのですが、なんとか自分でも出来る方法は何?

それは、
●歯磨き粉を変えてみる。
口臭予防に特化した歯磨き粉が多くでています。それを使ってみるというのも良いと思います。
Yahooショッピングでレビューの多い歯磨きを掲載します。

●口腔内専用のマシーンを使ってみる。
はっきり言うとパナソニックの「ドルツ」です。水圧で歯間の食べカスを落としてくれます。また歯周ポケットの汚れも落としてくれるので歯ブラシよりも効果的です。歯茎マッサージにも最適です。私みたいな歯周病の方は使って4~5日は血が出てくると思います。それをすぎると血は流れなくなります。手磨きではどうしても残ってしまう歯垢をこれで除去できます。

口臭だけはなかなか本人に向かって「臭い」とは言いにくいものなので自分で気をつけたいところのひとつです。この記事が口臭を気にしている方にお役に立てれば嬉しいです。

最新情報をチェックしよう!