福岡県でもO(オー)26感染事例。

まだまだ暑い日が続いています。

残暑ではなく未だ猛暑です。わが町朝倉市も福岡県の中ではトップの35.7℃でした。

ちなみに全国のトップは【三重県 桑名市】の37.8℃です。もしかすると今年は秋がなくそのまま冬に突入しそうなかんじですね。

こう暑かったら気をつけなければいけないのが
「食中毒」です!

福岡県でも筑後地方の保育施設に通う園児3人から下痢などを引き起こす腸管出血性大腸菌O26が検出されました。

NHK NEWS WEBによると

福岡県によりますと
今月20日から24日にかけて、筑後地方にある保育施設に通う1歳の男の子と女の子、それに2歳の女の子のあわせて3人の園児から、腸管出血性大腸菌O26が検出されたということです。
いずれの園児も、先月中旬から下旬にかけて下痢の症状が出てましたが入院はしておらず、今は快方に向かっているということです。
今月に入って久留米市保健所に別のO26の患者の届け出があり、県の南筑後保健福祉環境事務所がこの患者と接触した人を調べていたところ、今回、O26が検出された1歳の男の子との接触が確認され、保育施設に通う園児全員の検査を行ったということです

大事に至らなくてほんと良かったです。

O157は聞いたことあるけど、O26って何?
調べてみると以下のようなことがわかりました。

O26とは

「腸管出血性大腸菌」のことをいいます。

大腸菌のなかに病原性大腸菌と呼ばれるものがあり、この病原性大腸菌は約170種類もあるそうです。

そのうちベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こすものを腸管出血性大腸菌というのだそうです。

代表的なものに
●O157
ですが、他に
●O26
●O111
があり、重症化するのはO157です。

症状

●感染して4~8日間の無症状の期間がある。
●激しい腹痛をともなう頻回の水様便の後に血便(出血性大腸炎)
●発熱
●血便の初期には血液の混入は少量、次第に増加し、やがて血液そのものという状態

予防

予防としては、
●腸管出血性大腸菌は75℃で1分間加熱すれば死滅
なので、
●調理は充分に加熱をすることが大切になります!また、調理後の食品は早めに食べきること!

また、
●流水で手首、指先、指の間と手洗いとしては少々時間はかかりますが石鹸でよく洗うことで感染を防ぐことが出来ます。

不特定多数の方が多い場所(ショッピングモールやテーマパーク等)に行かれる場合や行った後は必ず手洗いを実行しましょう!

(※厚生労働省 関西空港検疫所HPより一部抜粋)

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