お詫びと訂正

3月8日記載の「大好きな納豆のお話!」の記述のなかで【ムチン】の説明文が[植物のネバネバ=ムチン]という誤解を招く記載であったことが関係機関のご指摘により判明致しました。

ここにお詫びを申し上げる共に、訂正させていただきます。

本来【ムチン】とは
”当初から動物性の粘性蛋白質についていわれたもので、少なくとも学術的には、[植物の粘液についてムチンというのは誤用]ということ。”を訂正いたします。
【訂正後】
動物より分泌される粘質物一般をいう。[食品工業辞典(日本食品工業学会編、昭和54年第1版発行)の用語解説の訂正について 2020/07/30](公益社団法人 日本食品科学工学会より)

岩波書店辞典編集部も
「植物の粘性物質をムチンと呼ぶことの根拠や起源についてははっきりしません。小社の『岩波 生物学辞典』でも第2版以降、最新の第5版まで、一貫して動物体にみられる粘性物質として記載しております。『広辞苑』の記述もこれらに基づいて動物のものとして記載しております。」ということです。

 

これを受け以下のように訂正いたします。
【誤】
[あのネバネバがムチンです。山芋やオクラ、昆布などもムチンを含む食品ですが納豆のムチンの含有量はそれらの食品に比べるとかなり多いです。このムチンが酸にかなり弱いナットウキナーゼを保護していることで胃酸にも溶けないようになっています。]

【正】
[あのネバネバがムチンです。山芋やオクラ、昆布などもムチンを含む食品ですが納豆のムチンの含有量はそれらの食品に比べるとかなり多いです。このムチンが酸にかなり弱いナットウキナーゼを保護していることで胃酸にも溶けないようになっています。]

私の調査不足でみなさまには大変なご迷惑をおかけしました。
ここに訂正し、お詫び申し上げます。

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