突然のタイヤのバースト!その予防策は?

近頃まわりでタイヤのバーストをよく見かけます。
つい昨日も右のフロントをバーストさせて路肩に避難している車を見かけました。

今日Yahooニュースでタイヤのバーストが多発しているというのを見ました。
ニュースによると2014年製のタイヤが多いということだそうです。ただ製造年月日だけでバーストしやすい・しにくいというのは一概に言えませんし、そもそもタイヤの状態がどうなのかが重要になってきます。

私も一度だけバーストさせたことがあります。一般道でいきなり車の振動が大きくなったので路肩によって見たところリアの左のタイヤがつぶれてました。サイドウォールが裂けてしまってたのです。
一般道での出来事だったのですが、もしこれが高速走行中と思うとゾッとしました。

ではバーストの予防は出来ないのでしょうか?

100%とは言えませんが、予防は可能です。
日ごろからタイヤのチェックをしておくことです。毎日乗っている方ならちょっとした異変には気づきやすいのですが、休みの日にしか乗らないドライバーはこのちょっとした異変に気づきにくいものです。

唯一地面との接点になっているタイヤです。葉書4枚分の面積で車を支えています。今日からでもチェックしてみましょう。

チェックポイントは!

●空気圧

●サイドウォールやトレッド面のひび割れ

●異物が刺さっていないかどうか

です。

【空気圧】は適正値が車よって決まっています。適正値は車にラベルで必ず貼り付けてあります。私の車では運転席の側のドアに貼ってあります。
この適正値より低いと高速走行した時にスタンディングウェーブ現象が起こりやすくなりバーストする危険性が高くなります。

また燃費の悪化にも繋がります。タイヤの空気は自然に漏れているので毎日乗っている方もそうでない方も最低2週間に1回燃料を入れに行くついでにガソリンスタンドでチェックしてみましょう。
リーフ等の電気自動車はガソリンスタンドに行く機会がめっきり少なくなってしまいがちでしょうが空気圧チェックに行きましょう。

またバルブも劣化します。一度も交換した覚えがなければ1個¥200前後位なので4個とも交換しとくと安心です。

【サイドウォールやトレッド面のひび割れ】は見ればわかります。私のはこうでした。
サイドウォールは大丈夫でしたが、トレッド面にひび割れが見つかりました。このレベルでは今すぐどうこうという話ではないのですが、要交換です。交換の目安になるスリップサインが見えはじめているのでこのままでは車検にギリギリアウト!かな。

ちなみに車検では溝が1.65mm以上あれば大丈夫です。溝が浅くなると雨の日に排水性が悪くなりハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。

【異物が刺さっていないかどうか】はもし刺さっているのを見つけたら抜かずにガソリンスタンド等のパンク修理屋さんに行きましょう。うっかり抜いてしまうと後々修理がややここしくなります。
空気が抜けている場合は今の車には簡易コンプレッサーが入っているので規定値より少し高めに空気を入れましょう。

高速走行中のバーストは命にも関わります。チェックをすれば事故を未然に防ぐことにもなります。

ドライブ前のチェックは万全に!

 

 

 

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