今回の豪雨災害で災害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
私もですが、家は大丈夫だったのですが、昨年と同じ状況になりました。帰路の途中です。所どころ道路は冠水まではいかなくても大きな水溜りができその中を突っ切って走らなければならない場所が多くありました。そんな中を走ってきた車。ほっておくと大きなトラブルになるかもしれません。
まずはここを点検してみましょう!
洗車
なにはともあれ洗車をして車の外観を見てみましょう。
洗車をして気づくことが出てきます。私の車も昨年の豪雨災害のとき濁流の中を走り翌日洗車をするとフロントバンパーに細かいキズが入っていたのと、ラジエターまわりには細かいゴミが付着していました。
細かいキズは細めのコンパウンドを使用するとキレイになります。
私の場合細かいゴミは自分でバンパー外して取り除きました。
この時、高圧洗浄機があれば下回りも洗浄してあげましょう。無い場合はガソリンスタンドでコイン式の高圧洗浄機を利用すると良いでしょう。
フロアカーペットもこの時見ておきましょう。直接手で触ってみて濡れていないか確認します。もし濡れていれば乾かさないといけませんが、車屋さんに頼んだほうが完璧に乾かしてくれると思います。
(私は自宅で自分でやりました。結構大変です。もう自分ではやりたくありません!!この模様は5日の豪雨で・・・。に詳しく書いてます)
エンジンオイル
レベルゲージを見ます。写真で言うと4番です。もし水分が混入していると白く濁ったようになるので見た目でわかります。
もしそうなっているのであればエンジンは始動しないほうがいいので車屋さんに連絡しましょう。
電気系統
主にバッテリーです。通常は水が入りにくいようになっていますが、水溜りを走行するとボンネット内部に水が浸入する場合があります。
ターミナルを見て濡れていないか確認して濡れていたらしっかり乾かしておきましょう。ヒューズボックスも水の浸入がないか見ておきましょう。
タイヤ
思わぬパンクをしているかもしれません。4輪とも確認は必須です。今回私の右フロントが少し潰れているような気がしたので見てみましたが、ただの空気圧不足だけだったので安心しました。空気は標準装備の簡易コンプレッサーを使用しました。
これはかなり使えますよ。


空気圧チェックならいちいちガソリンスタンドに行かなくても自宅で出来ます。電源はシガーからとれるようになっているので簡単です。
ご自身の車に装備されてあるかは一度トランクルームを覗いて見ましょう。パンク修理剤と一緒にあるはずです(ただし新車から10年以上前の車には装着されていない場合が多いです)
いかがでしたでしょう。
いちばん厳しいのは、車に乗ってる状態で足首あたりまで水が浸入している時です。こうなると室内はすべて取り外し、カーペットも交換しないとニオイが取れません。かなりの出費を覚悟しなければならなくなります。
また、タイヤが隠れてしまうほどの水深ならばエンジンにも水が入っている可能性が高くなります。
そういう場合はエンジンは始動せずにそのままの状態で車屋さんに預けたほうがいいです。下手に「エンジンはかかるから」といって自走するといろんなところに不具合が出てくる場合があるので修理代も高くなります。この場合は車屋さんにおまかせするのが一番です。