男も家事をやろう[2]

家事といっても後片付け、掃除中心で話しを進めます。前回は浴室編でしたので、今回はキッチンです。夕食の後片付けは私やっています。洗い桶に入れっぱなしで明日になってやろうという方もいるでしょうが、今日の片付けは今日中にでないと私の場合精神衛生上良くないのでとっととやってしまいます。
「夜の後片付けは僕の担当じゃない」という方、食べ終わった食器は洗い場まで持っていってますか?食べ終わったままにせず持っていくだけでも片付けはだいぶ楽になります。
逆に「食事の後片付けはやってもらわないほうがイイ!」という奥様の言葉も耳にします。
理由がいくつかあげられます。男に任せると、
・茶碗に米粒等が残ったまま
・お皿がまだヌルヌルしてる。
・キッチン周りが水浸し
・食器以外の洗い物に気づかない
・台拭き(ダスター)を洗わない
などなど。簡単に言うと【キレイにする為に二度手間になるから初めからやってくれなくていい!】ということですよね。確かにそれならやってもらわないほうが手間がかかりません。ただ、男性の身から一言だけ言い訳させてください。心から楽をさせてやろうという思いは間違いないのです!自分ではやってるつもりでただ要領が悪いだけなのです。だから男性側も「せっかくやってるのに文句言われるならもうやらない」なんて言わないで要領を覚えましょう。

私はこうやっています。
我が家には食洗機がありません。食器乾燥機だけです。なのですべて手洗いです。
例えばご飯茶碗を例にすると、

普通にスポンジで洗いますよね。手の感覚で残っているものを落としながらこすります。

裏側も洗います。側面は良いとして、赤矢印(高大)のふちと青矢印(で囲ってる部分)も洗います。ここは割と汚れが溜まる部分です。ここをキレイにすると見栄えも良くなります。他の食器類も同じように洗いましょう。あと重要なのはすすぎをきちんとしましょう。すすぎをきちんとするとお皿を指でこすると「キュッ、キュッ」となります。しかし、すすぎをちゃんとしていないと「ヌルッ」とするのでわかります。すすぎをちゃんとしたにもかかわらず「ヌルッ」とするなら洗いが不完全なのでもう一度洗い直しです。特に油物の食事の時は念入りにするということを頭に入れて洗いましょう。

シンクまわりも洗いましょう。
後片付けは食器を洗って終わりと思う男性は多いです。これじゃダメです。最後にシンクを洗い、排水溝に溜まった生ゴミを片付けて一件落着となります。家庭によってやり方はさまざまですから、いちばんなのは奥様の後片付けのやり方をすべて完コピすることです。やり方が一緒でも男性のほうが少しだけパワーがあるのでキレイになりやすいです。私はクリームクレンザーで毎回洗っています。

毎日やるのはなかなかきびしいかもしれませんし、やり方もわからないのでやりようがないという男性の方、良い機会です。土日がやってきます。時間あるときに「片付け僕もやろうと思ってるからやり方見せて」と奥様に言ってみたらいかがでしょう。あとは見よう見まねでやってみましょう。3日も続ければばキレイに洗えるようになります。まずはやってみましょう。

あと健康診断でメタボといわれているなら家事はダイエットの良い運動になるのもわかっています。掃除、洗濯、後片付けの家事を半年続け自分で意識した運動を全くしなくて10kg痩せたひともいるほどです。それだけパワーを使うということですから家事も一極集中から分業にしたほうがいいと思うのです。

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