タイヤがパンクした

と言っても私の車がパンクしたわけではありません。無いわけでは無いですが車に乗り始めてから5回ほどはありました。現在は道路事情が良くなってめったにパンクをしなくなりました。でもするときはあります。めったにならないため対処法を知らないという方も多いと思います。応急処置のやり方だけは知っておきましょう。

以前は応急用タイヤ(テンパータイヤ)が装備されていましたが、ゴミの削減の意味からオプションになりました。代わりにパンク修理剤が入っています。収納場所は大体車の後部にあります。
スイスポみたいな車はハッチを開けたところ、軽自動車もバックドアを開けた床面に入っています。セダンはトランクルームの底部です。
どんどん開けていくとたどり着きます。
入っている物は【パンク修理剤】と空気を入れるための【簡易コンプレッサー】です。
この【パンク修理剤】で穴をふさぎ、【簡易コンプレッサー】で空気を注入して近所のガソリンスタンド、タイヤ屋さんできちんとした修理をして下さいということです。すべてのパンクに対応しているわけではありません。パンクの仕方によっては修理不可なのもありますのでパンクの状態を見定める必要もあります。
パンク修理剤にもこのような注意書きがあります。
修理が出来るのは軽度のパンクだけということになります。ということは、やはりJAFなどの助けがいるかもしれないということで、入会しておいた方が良いということになります。安全に走るためのセーフティネットになりますので。
これをエアバルブから注入して穴をふさぎます。複数の穴があいているようなパンクには向いていないと思います。

【簡易コンプレッサー】はシガライターソケットから電源がとれるので使い方は簡単です。
  

電源コード類は格納されています。
自分で空気圧のチェックをするときに使用してるので、これは便利です。ただタイヤがへこんでいるのがしょっちゅうならばどこからか必ず漏れているということなのでガソリンスタンドなどでチェックしてもらいましょう。
自分でやる場合は
・石鹸水を用意する(空気が漏れているのが泡で確認しやすくする為)
・このコンプレッサーで空気圧を【300kPa】まで注入
・ジャッキで車を浮かせタイヤに満遍なく石鹸水をかける。ジャッキがなければそのままの状態で同じように石鹸水をかけてみる。
パンクしているところはトレッド面だけではありません。サイドウォール、リム、エアバルブ周辺および本体があります。これでわからなければ空気漏れのスピードが遅いという判断が出来るのでそのままガソリンスタンド等に行きましょう。

【簡易コンプレッサー】の注意点もあります。

もし釘などが刺さっていることが判明したら
・ショップに持って行くなら抜かずに持って行きましょう。
→判別がしやすいようにということと、刺さっている角度が知りたいため。

パンクはいつどこで起きるか分かりません。だけど修理を自分でやるのは確かにめんどくさいものです。ただ修理を自分でする、しないに関わらず修理道具がここにあるということは憶えておいても損はないと思います。またすぐに取り出しやすいようにトランクの整理整頓もやっておきましょう。

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