【テンロク】
なつかしいと思う方もいらっしゃるでしょう!自動車の排気量が1,600ccクラスの車を以前呼んでいたのです。現在の車両開発はCO2削減の目標があるためどうしても燃費の良い車に偏っています。仕方が無いのですが。でもちょっぴりさみしいです。
開発の方の中には「走る楽しさがある、運転することが面白い」という車を造りたがっている方もいらっしゃると思います。
私も20代の時はスカイラインRS TURBOがほしくてほしくてたまらなかったのですが、現実的にはテンロクの車が良いと思ったものでした。(でも現実は買えなかったのですが)
当時は各メーカーから多種多様なテンロクがあって選ぶ段階で楽しかったのを憶えています。
例えば、
ホンダシビック(BA16A)
トヨタスターレット(KP61)
トヨタレビン、トレノ(TE71)(AE86)
【これはドリキン土屋圭一さんや頭文字Dでも有名なくるまですよね!】
トヨタMR2(初代)
トヨタカローラGT、カローラFX
日産パルサー
マツダファミリア
などなど。ほんとに時代を彩った車ばかりでした。燃費じゃなく、ドラテクが上手くなりたい、MTに乗って女の子に運転が上手いと言われたいなど不純?な思いで車を選んでいた時代でした。夜な夜な山に行ったり、早朝から朝練といってはガソリンを撒き散らして、タイヤをすり減らして走りに行ってましたよね。
現在のテンロク車種は
スズキスイフトスポーツ→これも9月のフルモデルチェンジで1.4ℓのターボになる予定
日産ジューク
スバルインプレッサ
と車種が極端に少なくなってしまいました。確かにメーカーは売れる車を製造するのが当たり前なので仕方ありませんが、やっぱりテンロクは使い勝手は良いと思います。軽よりパワー、トルクがあるので長距離乗っても疲れにくい、車重が軽いのでそこまで燃費も悪くない。確かに自動車税の面でデメリットにはなるかな。1.5と1.6では差が5,000円あるし。
ATでもMTでもどちらでも良いと思います。男だからMT、MT運転できない男は論外なんて言わないで。私も以前はMTを運転していましたが今はATです。車全体から見てもATが主流です。あのお馬さんのエンブレムや牛くんのエンブレムの高級スポーツカーメーカーもセミオートマになっています。なのでAT限定でも乗れちゃう時代です。
車は乗りたいやつが乗れば良いのであって乗らなくても別に生活に支障はありません。だけど、車の面白さをわからないで「車なんてなんでもいいや!」という人生は私からはちょっともったいないと思います。経済的な理由もあるでしょうけど人生に一度はテンロクに限らず経済状態が許す範囲内で自分が乗りたい、好きな車に乗ってみるのは楽しいものですよ。
ちなみに私の愛車遍歴は
いすゞアスカ→日産プリメーラ(HP10)→日産スカイライン(R33)GTS-T前期→同後期型→シボレーカマロ1997年Z28→スズキワゴンR(RR型)→スバルプレオRM→ダイハツムーブ→現行型スイフトスポーツです。