かたづけができる人、出来ない人。

先日知人のお家の引越しの手伝いをやってきました。当然1日ではたらず、5日間かかりました。引越しが終わったお家は賃貸をするということで掃除もしなければならなかったので日数がかかってしまいました。私自身掃除、片付けは好きです。好きな理由は汚れていたり、散らかってる場所が綺麗になっていくプロセスが好きなのです。ある意味掃除フェチと言えるかもしれません。

以前その知人と話した時私が掃除が得意と話したことがあったそうで(私は全く憶えてなかったのですが)それで依頼を受けました。いるものといらないものに分け、いらないものはすべてゴミに出します。大型の冷蔵庫、家具などは引越し屋さんにお願いをして、運べるものはすべて運びゴミは実際軽トラック4杯分でました。

この知人さんを仮にAさんと呼ぶことにします。このAさん片付けと掃除が全く出来ません。というより掃除や片づけが好きではないと言ってました。たしかに私みたいに好きですという方も少ないと思いますが、要は下手ということです。別に下手でもかまいません。世の中にはプロがいますのでそこに依頼すれば綺麗になります。当然経費はかかります。家の掃除に経費を毎回かけられる方はこのブログを読んでないでしょうから、そうでない方向けに出来る方法を書いていこうと思います。

そもそもお家がちらかっているのはなぜでしょう?
理由はいくつかあります。結論から言うと、
・そもそも物が多すぎる。
ということ。片付け、掃除は身体のダイエットと同じで、入れる量より出す量が多ければ痩せます。衝動買いなどで買い物が多いとその物を置く場所が必要となります。必要以上に買い物をすると置く場所が無くなり床の上に置いたり、テーブルに置きっぱなしになりがちです。例えばお皿を新調するなら今まで使用していたお皿との交換ということで、今までの分は思い切って処分しましょう。今はお皿など買い取ってくれるところやメル○リなどのオークションを利用してお金にすることができます。

・物に執着がありすぎる。
「もったいないからとっておこう」大変すばらしいことだし、日本人の良いところでもあります。私も最後まで使いきって次を買うタイプです。ただ執着がありすぎるのは問題です。我が家でもありましたがもったいないからと言って、プラスチックの器や佃煮などのビン類を洗ってとっていました。「いつか使うから」と捨てさせてくれません。こうなると捨てないので溜まっていく一方です。私は3ヶ月使わないものならもう捨てます。仮に捨てたものの中に4ヶ月目に使うものがあったとしても問題ありません。なぜかと言うとこれから先に同じようなものがまたお家にやってきます。だってそこ1ヶ月くらいで生活が様変わりすることないでしょう。同じようなものが必ずお家の中にやってきて不便さは感じませんよ。
1週間経っても使用しないなら1ヵ月後も使用しないでしょう。1ヵ月後も使用しないなら3ヵ月後も使用しないのでは?3ヵ月後も使用しないなら半年後も使用しません。この考え方でいるものといらないものの分別をするとスッキリすると思います。

・そもそも掃除がキライ!
そういうかたいらっしゃいますね。でも汚部屋だということはわかっている。これは本当は掃除がキライというわけではなく、掃除をやろうという気になるまでが他の人より長くかかっているということです。私もそうですが、毎日毎日掃除をする気にはなりません。長い時は半年に1回の掃除になることもあります。解決策は片付けたいと思ったとき「いつ」「だれと」片付けるかを決めましょう。例えば明後日の日曜日に午前中の2時間は片付けをやると決めます。もし一人では片づけするのは無理と思うならその時に信頼の置ける友人、知人に連絡をとって手伝ってほしいとお願いしてみたらいかがでしょう?もし手伝いに来てくれた友人にはバイト料かご飯は差し上げましょう。それが礼儀ですよ。片づけをしているときに綺麗な部屋だったときのイメージを常に持ってやってみてください。

・物を置く場所をきっちり決めていない。
事前に置く場所を決めておけば、持ち出しても機械的にそこに戻せばいいだけです。たったそれだけですが見違えるようにすっきりみえます。車にも駐車場があるように、物にも駐車スペースをつくってあげましょう。

収納するときは100均の物を使って棚を作ったりしていますが、まずは捨てるものと残すものを分別することが先決です。すべてが思い出のものだから捨てられないという方もいるでしょう。が着れない服やスイッチがこわれている家電は無用の長物になりますのでここは思い切って捨ててしまいましょう。程度の良い古着も今はお金になりますからもしかしたら貴方のお家を片付けて思わぬお宝を見つけられるかもしれませんよ!

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