今日から7月。今年も半年終わりました。早いですね。梅雨真っ只中にいながら福岡は雨が降りません。いますぐどうこうっていうのはなさそうですが、節水を呼びかけ始めました。福岡は昭和53年、54年と大渇水の経験があります。これは福岡市での出来事ですので、私の街では大丈夫でした。当時は小学生でニュースで給水車の映像を見て「家にはなぜ給水車が来ないの?」と父に質問していたのを憶えています。父の答えは「家は井戸水だからだよ」でした。小学生の私は水は井戸水以外に他にあることを知りました。
親戚のお家には昔ながらの井戸水のくみ上げポンプあり野菜を洗ったり洗濯はこちらを使用していましたね。
水が出てくるところにはストッキングをかぶせフィルター代わりにしていました。懐かしい。確かに井戸水は渇水などはあまり関係ないかもしれませんが、水質調査をしておかないとえらいことになってしまいます。今は酸性雨や光化学オキシダント、大陸からのPM2.4などの汚染物質が多いのですぐ地下水に流れ込むからです。かえって水道水のほうが衛生面は良いと思います。
また、電気ポンプで水をくみ上げていますので当然停電になると全く水が出なくなります。風呂どころか顔すら洗えない状況になってしまいます。過去に1度だけ5日間停電したことがありました。
平成3年の17号と19号の2回上陸した時はひどかった。我が家も瓦が300枚以上吹き飛び、家の中から瓦が木の葉のように舞っているのがわかりました。その吹き飛ばされた瓦などで電線があちこちで切れ停電になったのです。2日目まではなんとか凌げましたがさすがに3日目は我慢できず、近くの男仲間5人で風呂に入りに行こうとなったわけです。
車で30分程のところに健康センターがありそこに行こうと行ったのですが、考えていることはみな同じであまりの人の多さに入場することが出来ず、ここ以外で入れるところあるかなと考えてすぐ近くのラブホに行って風呂だけ入ったことを思い出しました。普段なら3人以上は追加料金を取るのですが状況が状況なだけに追加料金は取ることは無かったです。ありがたかったです。他にも同じような方が多かったのかもしれません。
明日も福岡は晴です。不快指数83が出ています。ちなみに久留米地区の不快指数は86出てました。これは外で活動するのは危険なレベルということみたいです。水分とナトリウムの補給をまめにしながら体調を整えましょう。