手入れの大変さ。

我が家は戸建てで先祖代々の土地に家を建て暮らしています。家自体は増築を重ねていますが、作りが古いこともあり補修を繰り返しています。おかけで住むには超はつきませんが快適に過ごしています。
ただ残念なことに外回りは土がむきだしです。「そんなんあたりまえやん」と言う方がほとんどと思いますがこれがとてつもなくやっかいなんです。

我が家の土地はもともと竹やぶだった所を曽祖父と曾祖母が開墾してできた土地だったので敷地面積は自他共に認めるくらい広さはあるとおもいます。が、土がむき出しな分雑草が半端なく生えてきます。植樹もあります。今は無いのですが枇杷の木、いちぢくの木、トリモチの木がありました。夏みかんの木や銀杏の木は今でもあるので夏みかんは自宅で消費したり友人に差し上げたりしてますし、ぎんなんは毎年自宅で食べています。もともと竹やぶだったこともあり春先は筍が敷地内に生えてきますので掘って食べています。

皆さんはこれを「いいなー」と思うかもしれませんが、私にとってはいいと思ったことはひとつもありません。

何故か?

これは現代で言えることかもしれません。高齢化が進み、体力が落ちてくると庭は綺麗にしたいけど家じゅうの草を取る体力が少なくなっています。ましてや敷地が広いお家に住んでいると草木の手入れにかかる費用がかさんできます。

「お家は緑が多くあったほうが良いよね」と言いますが、30代、40代のときは大丈夫でも60代、70代とだんだん年を重ねるごとに手入れが出来なくなり、庭が荒れ放題になります。草取りはかなりの重労働です。私は今でもエンジン式のチップソーで草刈をやっていますが、雑草が30cmほどのびてしまうと家じゅうの草を刈るとなると丸2日はかかってしまいます。一部剪定屋さんに頼みますがこれも丸2日かかります。一年に1回頼みますので費用もかかります。

費用を出す余裕のある方はこれでも良いと思いますが、そう剪定だけに費用を出せない方も多いと思いますし、我が家もいずれ出せなくなるかもしれません。今は自分で出来ていますが、私が70代、80代になったときにはたして外回りを綺麗にするだけの体力があるかどうかもわかりません。

いますぐとは言わないまでも、将来的には雑草が生えないように防草シートをかぶせるとか、ガチンコ(水はけのよい外回り用の防草剤)などの施行をするのがいいと思います。今の新築では初めから雑草をはやさぬようにとコンクリートで固めてしまうこともしています。草取りの労力を考えると最初から生えないようにしておくのも方法も良い方法だと思ってます。

  

2ヶ月ほっとくと。家の周りが左の写真のようになり、右の写真のようにするのはかなりの重労働です。2~3ヵ月毎の草取りは大変よ。

最新情報をチェックしよう!