今日はセメントの日。今日は何の日によると[1875年のこの日、官営深川セメント製造所にて宇都宮三郎らが国産初のポルトランドセメントの製造に成功したことを記念]だそうです。ここでいろんな疑問がわいてきました。
まず、官営深川セメント製造所って?ポルトランドセメント?セメント、コンクリート、モルタルの違いは?早速調べてみました。
[官営深川セメント製造所]とは
明治時代に東京都江東区にあった工場。その後官営工場の売却に伴い浅野セメントとして存続し、現在、製造所の敷地跡はアサノコンクリート深川工場(太平洋セメント)のほか、読売新聞社有地となっている。付近には「本邦セメント工業発祥の地」の石碑が建てられているそうです。
[ポルトランドセメント]とは
最も一般的なセメントで、英国ポートランド島から産する石灰岩に似ていることからその名前になったそうです。
[セメント][コンクリート][モルタル]の違いは
[セメント]とは
原料は石灰石、粘土、酸化鉄などが原料で水と混ぜると化学反応で固まる性質がある。コンクリート、モルタルの材料。
[コンクリート]とは
セメントに砂、砂利、水を混ぜたもの。固まる前は【生コンクリート】(いわゆる生コン)や【フレッシュコンクリート】と呼ばれています。モルタルに比べ強度があるため土木建築資材ひろく利用されています。補強のための鉄筋を入れた鉄筋コンクリートは住宅やビル、橋などに利用されています。
[モルタル]とは
セメントに砂と水を混ぜたものです。ブロック、レンガの目地やコンクリートの表面仕上げに使用されることが多い。
今まで毎日目にしているのはコンクリートもしくはモルタルだったんですね。そのもとはセメントだったのがわかりました。知ったことによって見る目が違ってくると思います。職人さんのおかげがあって日本のコンクリート建築は強度もあり見た目も綺麗です。頭が下がります。流石です。
いまはDIY(DIY=Do It Yourselfの頭文字で自分でするの意味)が盛んですので家庭で近くのホームセンターからコンクリート買ってきて補修や修繕など女性も楽しみながら気軽に出来るようになりましたよね。
雑学のひとつに頭の中に入れて今日誰かに話してみましょう。