今、読んだほうが良いおススメ本のご紹介

世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっています。諸外国のアジア人はいわれもない差別を受け、オーストラリアではトイレットペーパーでお客同士の殴り合いまで起こっています。
私たちの心の中がパニックにならないよう冷静さが必要な時です。
特に日本人は比較的冷静に対処が出来ている方が多いと聞きます。
何故か?
冷静な対処の為自分の「脳」がどうなっているのかは知る必要があります。
脳科学者の中野信子さんがわかりやすく解説した本【空気を読む脳】を読むと「なるほど!そうゆうことだったのか」とわかります。読み終わったあと日々の生活に変化が訪れるかもしれません。

 

出版社名:講談社
著者名:中野信子
シリーズ名:講談社+α新書

[本書内容]職場で、学校で、なぜ日本人は「空気」を読むのか?
中野信子さんが脳科学をとおし、初めて日本人の心性と強みを読み解きます。

「いじめ」「サイコパス」「キレる心」「だまされる心理」など、脳科学から人間を鋭く分析し、対処法をわかりやすく教えてきた中野信子さん。本書では初めて、日本人の脳に迫ります。
「醜い勝ち方より美しい負け方が好き」
「不倫は懲らしめるべき」
「雇うなら体育会系男子という企業意識」
「なぜ、イケメンのほうが美人より会社で得なのか?」
「今が幸せと感じられないし、将来も不安でしかたない」
「同調しないと怖い」――日常のさまざまな現象の背景には脳の影響があります。

相手の気持ちを察するのがうまい日本人。それを「空気」を読むといいます。それは、すぐれた協調性、絆の深さ、恩や恥を感じる心にもつながるでしょう。
でも逆に、周りの空気が私たちに、「生きづらさ」や「不安」「忖度する心」「バッシングの快感」といったものを生じさせる原因にもなります。
近年苛烈さを増すバッシングは、「人を引きずりおろす快感」や「ルールを守らない人間を懲らしめたい欲求」という空気です。

日本は世界幸福度調査で常にその順位の低さが話題になりますが、生理的な特質からきているのでなかなか幸福度を上げるのは難しいでしょう。
「褒める」教育が当たり前になっていますが、エリートが行う捏造や改竄の裏に、誤った褒め方がある可能性がわかりました。日本人の才能を伸ばす方法についてヒントが見つかるでしょう。
ほかにも、
・留学などに「挑戦」する人が減ったのはなぜか?
・なぜ女性が「婚活」に苦しむのか?
・なぜ13年連続でイグノーベル賞をとれたのか?
・なぜ日本は長寿国なのか?
・脳の中に私たち自身を読み解くカギがあります。
日本人の特徴を知ることは、日本人以外の人々との違いを知ることにつながります。このことが、現在をより良くし、未来を資する役に立つはずです。

〈目次〉
はじめに
第1章 犯人は脳の中にいる 〜空気が人生に与える影響とは?
第2章 容姿や性へのペナルティ 〜呪いに縛られない生き方
第3章「褒める」は危険 〜日本人の才能を伸ばす方法とは?
第4章「幸福度が低い」わけがある〜脳の多様すぎる生存戦略
おわりに

中野信子さんプロフィール
生年月日:1975年
出身地:東京都
学歴:東京大学大学院医学系研究科博士課程修了
職業:脳科学者、認知科学者、評論家
2011年に武蔵野美術大学元講師で大阪芸術大学アートサイエンス学科准教授の中野圭氏と結婚
趣味:現代アート、読書(歴史、ミステリー)、香りを楽しむこと、スキューバダイビング、クレー射撃
中野信子オフィシャルブログ「l’esprit d’escalier レスプリ・デスカリエ」はこちら
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