
何気なく行っている車の運転。
なかには「ここでこんな運転する?」のような方もいますよね。
私が経験した[これは修正したほうがいい運転]をあげてみたいと思います。
単にブレーキをかけるタイミングの問題なんですが、
●早すぎるブレーキング
をやってる方。ATの方に多く見られます。
[スピードを落とす]と[停車させる]ためのブレーキですが、前方の信号が赤でかなり手前からブレーキをかけ、しかも停車せずノロノロで動いている。後ろの私はブレーキランプがずーっと点灯しているテールを見ながら「はよ停車せい」と思っています。
早め早めのブレーキ動作は何も悪いことではありません。
恐らく停車せずに信号が青になるのを待っているものと考えるのですがメリハリのある運転のほうが安全運転になります。
●一気に強めにブレーキング
これをされると後続車も同じように一気にかけることになり、間に合わなければ追突事故になってしまいます。これを自分がやっているか自覚する方法は停車するときに大きく「ガックン」となる方はこの傾向にあるかもしれません。
自動車学校ではブレーキについては[ポンピング・ブレーキ]を教えていたと思います。完全に停車する前に数回ブレーキをかけることで後続車にお知らせする技術です。このブレーキングをやるってことは車間にも気持ちにも余裕があるときなので安全運転につながります。
ATはエンジンブレーキ効かないんじゃないの?と思ってる方、
違います!
Dレンジの下にSや2や1、パドルシフト付きはM等の表示されていると思います。ここのレンジにシフトすればエンジン抵抗が大きくなりエンジンブレーキが効きやすくなります。
ちなみにDレンジに入れたままでもパドルのマイナス側を操作すればシフトダウンしてくれます。
●とにかくいちいちブレーキを踏む
こちらは何でもないと思っていても恐いのかすぐブレーキを踏んでいる方をよく見かけます。
後続車は前方が見えないときに頼りになるのは直前の車の行動なんですが、あまりにも頻繁にテールランプが赤くなると「この人止まりたいんかな?」や「急停車すんなよ」とか考えてしまい運転に集中出来なくなるばかりか渋滞の原因にもなります。
現在ではMTよりATのほうがはるかに台数が多く走っています。
ATだからフットブレーキばかり多用するのではなくエンジンブレーキも併用し走行することを憶えておきましょう。
私は、
●流れにあわせる
●できれば車間距離をあける
●今走っているスピードでの停止距離を知っておく
●重くなれば同じタイミングでもブレーキが効きにくくなる
ことをやっていることで現在では自分が加害者になる事故も起こすことなく運転できています。
「もしかしたら」と思ったら自分じゃなかなかわかりにくいので同乗者に確認してもらうのも良い方法です。長年培った「クセ」ですが変なクセは直しましょう。