忖度(そんたく)、日本人ならだれでも持ち合わせているもの。

  • 2017年4月4日
  • 2017年4月11日
  • コラム
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いま流行の【忖度】
日本人なら子供から大人まで持ち合わせているものです。
いい言葉です。
意味は
【他人の気持ちを推し量ること】
と出ています。
あまり良い状況でないところで使われていますが、
日本人らしい、また日本人でないとわからない言葉です。
外国人向けで通訳しようとしても外国語のなかにはてはまる単語がありません。

相手を思いやる気持ちを子供のときから教えられてきました。
子供のときは子供同士で。親に対して、学校の先生に対して。

大人になり、社会人になれば社長に、上司に営業先に、取引先に
といろんなところに【忖度】しています。
これを実行するおかげで相手からは
「なかなか気が利くね!」と褒められて自分が認められたみたいで
嬉しくなってきます。

子供でも、大人でも褒められたらかなり嬉しい!
しかも指示されていないことを
「多分、あの方はこうしてほしいとおもっているはず、喜んでもらえるはず」
と思い行動したことで良い結果がでたら自信もつくし、仕事が楽しくなってくる。

ただ自分の利益のためだけに【忖度】すると思わぬしっぺがえしをくらうことにもなります。
もう、多くの国民が思っていることですが
【相手が偉い方なら偉いほど忖度するに決まってるジャン】
です。
逆に一般の平社員が上司や社長の指示だけ聞いていたら
「おまえは何にもかんがえてないな。少しは気をまわせよ!」と怒られます。
当然次は怒られたくないので忖度しながら仕事を続けます。
「今度は褒められよう」「よくやった!」
と言われたい。あたりまえの感情です。

それを
「彼女自身でやったことですから」とか「忖度はなかったと思います」
など。
国家公務員という方たちは都合が悪くなると今まで仲が良かった仲間でも
すぐに「あの方は知らないよ」って言うのでしょうか?
味方がいないのはふつうの人間だったらかなり不安になります。

みんな敵と思いながら仕事してるのでしょうか?

おててつないでみんなで仲良くまではいかなくても、そこに信頼関係がなければ
チームでの仕事ができません。
ひとりではなんにも出来なのですから。

みんなのおかげで自分がある、自分があるのはみんなのおかげ。

高学歴な官僚の方たちの考えと選挙で選ばれた国会議員の方たちの考えは
私みたいな凡人には到底わからないと思っていらっしゃるのかな。

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