簡単に出来ます!自動車の点検方法

何気なく乗っている自動車。いつも通りに走ってくれますよね。国産車はほったらかしでもきちんと走ってくれるので安心です。これからも安心して乗るためにたまにはボンネットを開けてエンジンルームの点検をやってみましょう。簡単です。

番号順に見ていきましょう。

1:これはABS(アンチロックブレーキシステム)のアクチュエーターですので点検はいりません。ボンネットを開けた時これがある車はABSが装着されていることです。彼女の車のボンネットを開けた時には言ってあげましょう。この人車詳しいと思われて頼りにされるかもです。

2:ブレーキオイル
これが規定量より減っていたらブレーキパッドが減っていることになります。蓋を開けなくても外から残量は確認できますのであまりに少なかったら車屋さんに相談してみましょう。それとこのブレーキオイル吸湿性が高く、ボディなどに付着すると色を剥がしてしまいますので気をつけましょう。

3:ウインドウォッシャータンク
ウォッシャー液を入れるところです。おおよそ2ℓくらいの容量があります。ガラスコーティングをされているなら水か専用の液をいれましょう。市販されているウォッシャー液を入れるとせっかくやったコーティングがはがれることがあります。コーティングしていないガラスなら市販されているウォッシャー液で充分です。

4:エンジンオイル
黄色いものがオイルレベルゲージ、下の4がオイルを入れる場所です。
  

レベルゲージを抜くと左側の写真みたいに出てきます。これをいちどウェス(無ければ古くなったTシャツなどのボロ布)で拭いて右側の写真の矢印で示してますが再度いれて改めて抜きます。
すると
ゲージにオイルが付着してきます。私の車では手前の穴まで付着していれば量はOKということです。もうひとつ見るのは色です。2万km無交換で走っているオイルの色はどす黒くなっています。そうなっていたら要交換して下さい。一般的には5,000kmまたは半年と言われていますが、10,000km交換でも今は問題ないと思います。オイルの添加剤を使用している場合は20,000kmほどで交換しても大丈夫と思います。実際に私はZOILという添加剤を使用していますがオイル交換は20,000km毎、オイル交換2回に1回でオイルエレメントの交換を行っていています。あまりにも無交換で走っていると燃費がわるくなったりオイル量自体が減ったり、最悪オイル自体もヘドロ状になる場合があります。こうなると潤滑効果はもはや無いのでエンジンが焼きつくのも時間の問題です。
たかがオイル交換、されどオイル交換です。

5:バッテリー
液の残量を見たいのですが今の車は見にくい。一部の車はカバーがかかっていて見るだけでも手間がかかってしまいます。残量はUPPERレベルまで液が入っているなら問題なし。LOWER以下なら液を補充する必要があります。蓋を10円玉などのコインで開けて補充しましょう。補充液はカー用品屋さんですぐに手に入ります。
プラス、マイナスそれぞれの端子の腐食も見ておきましょう。腐食すると粉がふいたようになるのですぐわかります。腐食しないようにCRCなどの潤滑剤を吹き付けておくのも有効です。

6:ラジエター液
エンジンが暑い時は絶対に開けてはいけません。沸騰したラジエター液が一気に飛び出しておおやけどします。エンジンが冷えているときにしましょう。白いのはリザーブタンクで

FULLまで入っているなら問題なし。LOWなら補充しましょう。補充してもまたすぐ減ってくるようならラジエターの液漏れが考えられます。すぐ車屋さんに行きましょう。液漏れを知らずに走っているとオーバーヒートになり最悪エンジンが焼きついてしまうことで思わぬ出費になりますよ。
今のラジエター液の交換は10万kmまで無交換でいいということになっているので通常はそのままでいいようです。以前みたいに車検毎交換という手間が無くなりました。ラジエター液は必ずLLC(ロング・ライフ・クーラント)を入れましょう。水はダメです。理由は気温が0℃以下になると水は凍りはじめます。凍ると体積が大きくなりラジエターの破損につながります。

あと急にパワーウインドウが動かない、ワイパーが動かないなどはヒューズ切れを疑いましょう。エンジンルーム内にあります。だいたい端っこにあるとおもいます。私の車ではバッテリーのとなりにあります。

カバーをとって取説を見ながら動かなくなった箇所のヒューズを抜いてみてみましょう。ヒューズには数字が書いてあってこれはアンペア数を表してます。これもカー用品屋さんに置いてあるので金額も1個数百円で購入できるのでアンペア数を確認の上予備を購入して車に置いておくことをおすすめします。

 

 

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