日本語って難しいからこそ面白い!

私たちが普段からしゃべっている日本語。言い回しがたくさんあってたまに言い方に苦労する時があります。いらん一言を言ったばっかりに相手から怒られたり、その逆に喜ばれたり。言葉ひとつで内容がガラッと変わる日本語って楽しいと思いませんか?
これは私の持論なので「ふーん」という気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

例えば、
「私、貴方のことが好き」と言えば素直に嬉しいですよね。
それが、
「私、貴方のこと嫌いじゃないわ」と言われたらどうでしょう?相手が男性だったら「俺、好かれているよ。やったー」と思うかもしれません。でもちょっと待って下さい。「嫌いではない」とは言いましたが「好き」とは言っていませんよ。両方とも意味は似てる言葉ですよね。しかしこれって体の良い断り文句にも聞こえます。相手を傷つけずやんわり断っているようにも聞こえてきます。要するに【曖昧】ですね。

この曖昧さを表現する言葉は他には「~かもしれない」があります。
例えば、
「急で申し訳ないけど明日ご飯でも食べに行こうよ」と男性がある女性に言ったとしましょう。すると女性は、
「んー、明日になってみないとわかんないけど行けないかもしれないから、明日連絡するね」とかえってきました。

さてこの男性は女性を誘えるでしょうか?残念ながら誘える確立は低いです。なぜかと言うとだれでもそうだと思いますが本当に誘われたかった人に誘われたら断る理由が無いので「行く」と答えます。先客がいればそちらのほう優先する場合もあるでしょうからその時は「行けない」と言うでしょう。本当に仕事の都合で明日になってみないとわかんない場合、行きたい気持ちが高ければ「行けるかもしれない」と言いますし行きたくない気持ちが高ければ「行けないかもしれない」と答えてしまいます。ということで誘える確立が低いと言ったのでした。

人がAかBどちらかを選択する場合、
選択の基準になるのはA、Bどちらが○で×なのかを見ています。恐らくですが、みんな○を選択したいと考えているでしょうからもしA=○なら間違いなくAを選択します。
これが両方とも○もしくは×ならどうでしょう?このときに踏ん切りがつかなくなりますね。このとき考えているのは「○ならより大きい○はどちらなんだろう?」や「どちらが◎なんだろう?」です。逆に「どっちも×なら選びたくないけどより小さい×はどっちだろう?」と考えてしまい選択するとき迷ってしまいます。人間生きるか、死ぬかの選択なら充分時間をかけて選択したほうが良いと思います。がファミレスでしょうが焼き定食にするかカツ丼にしようかで迷っていて選択に時間がかかっている人がもしいるならば生きるか死ぬかの選択するときは10年くらいかかってしまうかもしれません。その間に死んでしまったら本末転倒です。

これは極端な例でしたが、もしAかBの選択をしなければならないときは自分の直感を信じて下さい。直感で選んだ方は大抵上手いこといきます。時には結果がでるまでに時間がかかるかもしれませんが選択したことは間違っていないものです。あまり考えすぎると選択できなくなります。それと選択したことを悔やまないことも大事です。

私の知人の話ですが、ある目的地に行くのに[高速道路]を使うか[下の道]で行くか迷っていたので、私は「高速で行ったら目的地に早く着いて現地での遊ぶ時間が多く取れるし、下の道で行けば目的地で遊ぶのはあまり時間は取れないけど色んな初めての場所に寄り道も出来る。どっちがいい?」と提案しました。すると「高速で行こう!」ということになったのは良かったのですが、目的地に着いてから「あー、下の道で行けば良かった」と。「なんでー」と聞くと「お金がかかった」という返事。そんなあたりまえやんと思ったのですが私は「その分早く着いたから良かったやん」と言ったのでした。
何が言いたいかというとこの知人は下の道を行ってたとしても悔やんでいる可能性があることです。結局選択するのは自分なのでひとのせいには出来ません。

自分で選択したのは間違っていないという自分を信じて前に進んでいきましょう。

長々と偉そうに言ってしまいすみません。

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