私のお家に今の季節になると必ず来る訪問者がいます。今年も来てくれました!
そうクワガタ君です。毎年この季節にお部屋にやってきます。あごの形から見てミヤマかなと思ったのですが、詳しくはわかりません。クワガタもなかなか居なくなってしまい都会の方では昆虫ショップか、博物館の昆虫展、夏休みを利用した田舎へのホームステイの時ぐらいでしょう。今でもあたりまえに見れてるものにとっては不思議な感じがします。それでも以前に比べれば数は激減です。原因は除草剤などの薬品散布で地中の幼虫は死んでしまっています。家のある場所を少しだけ掘ってみるとカブトムシの幼虫が4~5匹は毎年見つかっていたのが今は0匹です。アブラゼミなどの羽化は相変わらず今でも見れます。
あともう少しするとホタルが見れます。地元には綺麗な川が多くあちらこちらで鑑賞ができます。
このホタルも鑑賞する為に渋滞にはまらないと見れないのでしたら悲しい。TVや写真で見るだけではなく実物を子供には見せてあげたいものです。でも近い将来VR(ヴァーチャル・リアリティー)の発達で家にいながら各地のホタル鑑賞が出来る時代が訪れるのかもしれません。
桜やホタル、紅葉に雪景色を愛でる文化は日本人のDNAに刻み込まれていますし、日本人の心の文化と私は思っています。四季のある日本だからこそです。環境変化が著しい今日、将来見れなくなってしまっては悲しい。今の時代、田舎は都会をまねるのではなく、田舎独特の味を出していくのが逆にいいのではないのかとも思いました。
あぁー、日本人で良かった!
「なんだよー」 「ガオォー!」