自動車タイヤの選び方のヒント

前回タイヤのチェック方法を書きました。
もう交換時期になっている方は「どんなタイヤ選んだらいいんだろう?」と思いますよね。

確かにこのデフレの時代価格が安い方がいいと考えるのが普通ですがあまりに価格ばかり考えすぎるのも安物買いの銭失いになりがちです。

今回は少しでも選ぶ手助けが出来れば良いと思います。

自動車の使用用途で選ぶ

今乗っている車は主にどういうことに使用していますか?
A:どちらかというと通勤に使用
B:どちらかというとレジャーに使用
C:どちらかというとサーキットトラックなど割と派手に使用
どれにあてはまるでしょう?タイヤも使用用途によっていろんな種類があります。

Aの方は、
「街乗り」なので燃費や乗り心地重視ですね。
低燃費タイヤというのは、タイヤは路面との摩擦でグリップして前に進めていきます。この摩擦が「転がり抵抗」でこの抵抗を軽減させてタイヤ自体で前に進ませてすこしでも燃費をかせごうというタイヤです。これでグリップ力が少なくなったということはなく普段使いではグリップを損なわず、転がり抵抗は少ないという相反する状況をみごとに両立させています。
具体的に人気のエコタイヤは
ブリジストン:NEXTRY、REGNO
YOKOHAMA:BluEarth
ダンロップ・ファルケン:エナセーブ
TOYO:TRANPATH
ミシュラン:ENARGYSAVER+
です。これらは乗り心地や走行中のタイヤからの音(パターンノイズ)も小さいです。一部の日本の高級車には「乗り心地」「音が小さい」「燃費もかせげる」というのに合致するタイヤを標準で装着しています。

Bの方は、
通勤よりも1回に乗る距離が長いでしょうし、割と人を多く乗せることも多いと思います。これもAとほぼ同じでいいと思います。割とミニバンに乗っている方も多いと思います。
ミニバンなら
ブリジストン:Playz
YOKOHAMA:BluEarth
ダンロップ・ファルケン:エナセーブ
TOYO:TRANPATH
です。ミニバン使用を前提に造っていますから乗り心地は抜群に良いです。運転の疲れも軽減してくれると思います。

Cの方は
これはハイパワーの車に乗ってる方でしょう。タイヤに糸目をつけてはいけません。価格よりグリップ重視!!
ブリジストン:POTENZA
YOKOHAMA:ADVAN
ダンロップ・ファルケン:DIREZZA、AZENIS
TOYO:PROXES
グッドイヤー:EAGLE RS
ミシュラン:PilotSuperSport、PilotSport
ピレリ:PZERO
コンチネンタル:SportContact、ContiSportContact
などです。こんなタイヤを履いてる車に乗ってある方がうらやましい。

[スポーツカーにエコタイヤ]や[ミニバンにハイグリップタイヤ]のような組み合わせでも良いでしょうけど自分の車の種類や使用用途によってタイヤを選ぶと選びやすいと思います。

 

 

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