東名高速で起きた事故について思うこと。

神奈川県大井町の東名高速で6月5日夜、ワゴン車が大型トラックに追突され、夫婦が死亡し娘2人がけがをした事故でいろんな疑問が出てきた方も多いと思います。

そもそもルールを無視して注意されたことに腹を立て煽って停車させたということに理解できません。注意されたのを「恥をかかせられた」と思ったのでしょうか?ルールを逸脱していなければ注意も受けないので、もし受けたとしても「ごめんなさい」と言えない方が多くなっているのでしょうね。今回は追い越し車線上に停車までさせて文句を言ったとなっています。追い越し車線上に停車させていたらどういうことになるのかということに頭が働かなく、「ケジメをとる」ことだけが頭にあったのでしょう。こんなのが車を運転しているから本来起こることが無い事故が起きて命まで無くなってしまう。

運転手は自動車学校でも、免許の更新の時も言われるのが「予測運転」をしなさいということ。ではこの事故でワゴン車に追突したトラックの運転手がもし私だったらどうだろうと考えて見ました。高速道路上は駐停車禁止なので「まさか停車している車なんてないよね」で運転していると思います。逆に「高速道路上でも停車している車があるかも」と予測して運転しますか?確かに追突したことで2人の方がお亡くなりになっていますが、追突される要因を作ったのは追い越し車線上に停車させたのが一番悪い。追突したトラックの運転手は情状酌量の余地はあると思います。しかしこの停車させた運転手を厳罰にする法律が今のところはありません。非常に残念です。

予測運転でいえば、以前もののほんで読んだことでうろ覚えですが、状況はこうです。夜、通勤に使っている道路で帰っている運転手が酔っ払って道路上に寝ていた方をはねて死亡させてしまったという事故があったそうです。争点になったのは[道路上に寝ている人がいるのが予測がついたのか]だったのですが、判決は予測不可ということで罪を減じられたそうです。
確かに[道路に寝ている方がいるかもしれない]ということまで予測しながら運転するのも運転手は大変です。今回の事故とは直接関係ありませんが今の法律上では直接の原因になったものでないと罪にとえないのがおかしいです。

今回の死亡事故の場合は追突したトラックが直接的な原因ではあるのですが、追い越し車線上に停車していた理由が[文句を言う為に停車させた]というのであれば死亡した原因はこの停車させた男によるものでトラックの運転手より重い罪にすべきだと私は思います。

運転中に「ふざけるな!」と思う運転手がいるのも事実です。気持ちはわかりますが、路肩に止めさせるならまだしも、走行車線上に止めさせて文句を言わないと気がすまないと言う方がいるのも困ったものです。間違った負けず嫌いの精神です。

自衛手段として【ドライブレコーダー】の装着は考えた方が良いと思いました。多少経費はかかりますが自分の身を守る為に証拠を残しておいたほうが良いということです。

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