今日は道交法のお話。すでにご存知の方が多いと思いますが平成28年4月1日より施行されています。
ナンバープレートに関してです。
カバーについては以前カメラのフラッシュを反射してナンバーが見えないようにするカバーが販売されていたことがありましたが、販売中止になりました。透明でもカバーを装着していると偽造ナンバーなどの確認がしにくいことがあげられます。
現在はナンバーリムが社外品でも多く販売されていますが、この法律ができてからは数が減ってきましたね。簡単にいうと純正品もしくはそれに順ずるもの以外は違反になりますよってことです。とっさのときでもナンバーをはっきりと確認ができるようにするためですね。
ナンバープレートの折り返しはプレートに折り返し跡ががつくのを嫌って、専用のフレームが販売されていました。自動車ではフロントに装着していた方々をよく見かけました。オービス(速度自動取締装置)に写らないからといわゆるシャクリナンバーをしていたと思いますが、現在ではシャクろうがなにしようが必ず見つけ出されますからいらぬことをしないほうが懸命ですし、そもそも速度違反をしないように運転しましょう。
ナンバーリムを登録後に取り付けたい場合普通車でしたらリヤナンバープレートには【封印】がしてありますね。
この封印、むやみやたらに取り外してしまうと道路運送車両法違反になりますよ。[自動車登録番号標の封印等]の第十一条に記載されています。これに違反すると第百八条により[六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金]に処せられます。はずせないことはありません。事故等の修理でやむをえずはずす必要が出てくる可能性があるので。
ところでこの封印、黄色いナンバーの軽自動車にはありません。何故でしょうか？
理由は普通乗用車は財産(動産)と認められています。が軽自動車は財産と認められていません。なので法律でも普通車のみに適用されています。
が、しかし現在軽自動車の税金が上がりましたよね。近い将来は軽自動車も財産と法律的に認められる日が来るでしょう。
合法的に税金を徴収する方法とすれば管理が煩わしくなっても軽自動車を普通自動車に格上げして税金を上げることは考えていると思います。
軽自動車の価格も高くなりました。1,000CCクラスとあまり変わらなくなってきています。はっきりいいます！高すぎ！これでは自動車の若者離れに拍車がかかるのはあたりまえです。軽自動車は誰でも買いやすいというのが現在では壊れかかっています。
私の時代はスズキ自動車が[アルト47万円！]とCMで言っていた時代です。爆発的に売れていましたね。なつかしい～。
確かに自動車は「薄利多売」とはいかない商材ですよね。新車が売れないと、中古車のタマ不足になり価格もあがります。新古車も市場には流さずメーカーが囲い込みを行うことも表明しているようです。ということは、一般の中古車屋さんには新古車が並ぶことがだんだん少なくなってくることが懸念されます。
逆に極限まで装備が簡略化され、コストをおさえた軽自動車を販売しても面白いと思います。