セキュリティの観点から現在の自動車はキーレスが多くなってきましたよね。キーレスユニット自体はボタン電池で作動しています。電池なので使用しているうちに減ってくるのは当然です。車種によってボタン電池の型番はそれぞれになります。
ちなみに私のスイスポは【CR2032】です。
ではキーレスの電池切れ等になったらどうしましょう?
「昨日の夜は車をロック出来たのに今日になってキーレスで開かない!」ということもありえます。大概は電池のご臨終です。でも電池交換している時間が無い、近くに電池を販売しているところが見つからないとなった場合どうしましょうか?
以前のコラムでも書きましたが、メーカーはこうなることも想定してドアを開けて、エンジンを掛けられるようになっています。
これはスイスポのキーレスですが、非常用のキーが格納されています。まずこれでドアを開けます。こういうタイプのキーレスもありますよね。
それではまずドアを開けましょう。しばらくすると(約10秒くらい)ホーンが「ビー、ビー、ビー」と鳴り続けます。これはセキュリティが作動している為です。あまりにけたたましく鳴るのでびっくりするとは思いますが、落ち着いてキーをひねってエンジンを掛けるタイプならいつもどおりにキーを差し込んでエンジンを掛けましょう。プッシュ式だったらキーレスをプッシュボタンにくっつけて押してエンジンを掛けてみましょう。
これでエンジンはかかると思います。ここでもしクラクションが鳴りっぱなしになる場合はホーンの配線等の故障が考えられます。取り急ぎヒューズボックスからホーンのヒューズを引き抜いて音を止めましょう。それから車屋さんに連絡です。
ヒューズボックスの場所は車種によって違いますが、助手席の下の側面、ボンネットの中にあるはずです。正確には必ず車の取説をもらっているはずなので万一の時の為にも読んで確認しておくのをおススメします。慌てず落ち着いてやれば大丈夫!是非知識のひとつに入れておくとお役に立てると思います。