私が住んでいる福岡県はとっても住みやすい県です。
福岡県には60市町村があり、この60市町村をひとつづつ紹介していく地元放送局もあります。
実は福岡県はフルーツの宝庫で「うきは市」の梨、「田主丸町」の巨峰、この巨峰を使用した「巨峰ワイン」、朝倉市の「志波柿」、八女ではブランドいちご「博多あまおう」と県内でいろんな種類のフルーツが生産されています。
(写真はイメージです)
その八女で全国2位の収穫量を誇るフルーツがあるのを皆さん知っていましたか?
収穫量2位のフルーツとは
キウイフルーツ
なんです!
2019年度農林水産省調べによるとキウイの年間収穫量
①愛媛県 | 6000トン |
②福岡県 | 5230トン |
③和歌山県 | 3040トン |
④神奈川県 | 1480トン |
⑤静岡県 | 949トン |
⑥山梨県 | 825トン |
⑦群馬県 | 824トン |
⑧栃木県 | 785トン |
⑨佐賀県 | 699トン |
⑩大分県 | 593トン |
九州から福岡県と佐賀県、大分県と3県
(太字)ランクインです!
愛媛県は瀬戸内海気候でフルーツの栽培には最適なのでここの収穫量が1位なのはわかります。
なんで福岡県が全国2位ほどの収穫量があるのでしょうか?
原産国は中国
キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属の植物で原産地は中国です。1904年にニュージーランドの女性教師が種子を持ち帰り改良されたのが現在のキウイフルーツといわれています。日本に最初に入ってきたのは静岡県だそうです。
福岡県には「1976年に八女市立花町に1700本の苗木を導入したのが始まりで全国一早く栽培が開始された」と記された書物があるそうです。福岡県では八女での収穫が一番多くなりました。
食べ方を教えなかったことで・・・
今ではあたりまえの「追熟」※「追熟」とは収穫してすぐは実が硬く酸味やえぐみがあるのでこれらを取り除くために一定期間置くことで、甘さを増したり果肉をやわらかくする処理のことです。
これを消費者に教えていなかったことで販売に結び付かなかったことで、
●キウイ専用の追熟倉庫をつくる
●JA職員と生産者で毎週末に九州内のスーパーに試食営業に回る
と努力を重ねられました。
キウイに熱を加えると・・・
キウイに熱を加えると変色して酸っぱくなり香りも無くなります。なので加工品には向かないとされていたのですが今ではワインを生産しています。
また「キウイ狩り」や「キウイ大福作り」も人気になっています。
まとめ
福岡県の八女では全国区のブランドいちご「あまおう」もあります。私は農家でも、生産者でもありませんが全国のより多くの皆様に福岡県産の果物を知って頂いて是非食べ比べをしてください!
私も関東地方で故郷の食材を見つけたときは嬉しくてすぐに買い求めたものです。
今ではネットで全国の食材が手に入れられるようになりました。福岡県産の果物もキウイに限らず美味しいものがたくさんです!是非いちど食べてみて下さい!