氾濫しなかった河川。その理由は? | にーこうのブログ

九州北部豪雨災害

氾濫しなかった河川。その理由は?

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この映像は7日に撮影したものです。

この河川は[佐田川]といいます。地元のみなさんは[大根川]と呼んでいます。見えている橋も実は度重なる水害で私の人生の中で今までに2回落ちて架け変わっています。が、その時も河川は氾濫しませんでした。

5日の豪雨でも氾濫しませんでした。もちろん橋も落ちていませんし、流木もありませんでした。

実はこの上流にダムがあります。[寺内(てらうち)ダム]といいます。このダムのおかげで流木がさえぎられ、河川の氾濫を防いでいたのです。

(豪雨前の寺内ダムから朝倉市の田園風景です)

もし、ダムが無ければ、杷木地区同様流木が橋でとまり流れをさえぎり、今以上のかなり甚大な被害が出ていたと専門家の方も言っていました。ただ豪雨時はダムの貯水能力の限界点まで一気に水が流れ込んだそうです。そのため放流をしなければならない。決定するには相当な勇気がいったそうです。
「放流すれば川の水かさが増える」→「もしかしたら佐田川の堤防が決壊するかもしれない」→「でもこのままではダムが決壊する」とそうとう考え放流を行ったそうです。

5日の夜には放流をしたのですが、近くで放流時はサイレンがなり放送が流れるのでわかります。数回ありました。その後が上の河川の映像になります。水かさは増えましたが決壊することはありませんでした。ダムが流木をおさえたおかげでこの佐田川の流域はほとんど被害がなかったわけです。

しかし、寺内ダムとしては問題を抱えてしまっています。なにかというとダム自体にかなり流木がながれ、溜まっている状況です。このまま流せばダムの放流口をふさいでしまうので取り除かなければならないのですが、あまりにも量が多すぎて現在でも取り除けないままになっています。

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