AWDの進化・安全装備の充実(SUBARU、スバル)

富士重工業株式会社が今月1日よりSUBARU株式会社に社名を変更しました。
よりなじみなすくなったのではないでしょうか。
皆さんご存知の通り中島飛行機株式会社がSUBARUのルーツです。
スクーター「ラビット」の技術を駆使して空冷2スト356ccのエンジンを
搭載した「スバル360」は大ヒットを収めた傑作です!
日本で初めて「大人4人が乗れる」「誰でも手に出来る価格」を実現した
当時爆発的人気の軽自動車でした。愛称は【てんとう虫】

(sozaing.com提供)
この車、うちの父が初めて買った車でもあります。
色んなTVにも活躍してました。
石森章太郎さん原作「人造人間キカイダー」の登場人物「服部半平」(うえだ 峻さん)が
グリーンのスバル360に乗っていました。

革新的な自動車を製造しているSUBARUですが、今なお進化し続けています。
私はスバルオーナーではありませんが、スバル独自の技術シンメトリカルAWDの技術は他社では
マネが出来ません!
ちなみにスバルオーナーのことをリスペクトの意味を込めてスバリストと言います。

(これは近くのスバル販売店からいただいたトートバッグに描かれているロゴです)

前置きが長くなりましたが

【新型フォレスター】の搭載されているX(エックス)-MODE

この機能は、VDC(横滑り防止装置)やAWDの駆動配分、ブレーキなどを統合制御し、滑りやすい路面でも
瞬時に路面をとらえて脱出することができるという画期的な装備です。
しかも坂道を下っているときは自動的に4輪を制御して減速しながら走ってくれます。
季節は過ぎましたが雪道やぬかるんだ道では威力を発揮してくれます。
(ただ低速で走っているときの機能なので40km/hを超えると自動的にOFFになります)
一昔前は4WD(4 Wheel Drive)、現在はAWD(All Wheel Drive)といいますね。
スバルのシンメトリカルAWDの技術は世界の他メーカーもほしがっている技術です。
この技術は外国の方には真似が出来ないと断言できます。

アイサイト

単眼ではなく2つのカメラ(ステレオカメラ)搭載でより安全性が高まりました。
このアイサイトで追突事故が84%減少したというデータも出ています。
確かに保険会社の友人に聞いてみたところ「以前より追突の案件は減ってるよ」という
返事。各メーカーからも搭載する自動車が増え続けています。さすがアイサイト効果です。
また、前走車との速度差が30km/h以内なら前走車が停止したとき自車も自動停止する機能
も持っています(でも過信は禁物ですからね!)

軽く、安全で、頑丈なボディ

自動車は重量が軽い方がメリットが大きいのはご存知だと思います。
重量が軽いと燃費がいい、加速がいい、コナーリング性能が良くなるetc・・・・。
ボディを強固にするなら厚い鉄板を加工すればいい。そうすると重量が重くなる。
それならば薄くすればいいとなると強度が足りなくなる。
そのためスバルの技術人たちは航空機製作の経験からボディに空洞を作り強度を保ったまま
軽くて頑丈なボディを造っているそうです。
(もともと航空機関連のメーカーが発祥で現在では世界的な自動車の製造会社にロールスロイス、SAABが存在してます)

そこに搭載される水平対抗ボクサーエンジン。このエンジンを搭載することでエンジンの
搭載位置を低くすることが出来、空気抵抗を減らせるというもうひとつの大きいメリット
を手に入れました。走っているときの空気抵抗はまさに壁です。これをスムーズに流すこと
で燃費向上につなげています。

まとめ

私はスバルの社員でもなければ、関連企業の人間でもありません。が子供のとき家にあった車は
父は【レオーネ】、母は【REX】でした。私の初めてのスバルは【プレオRM】でした。

社員の方々は運転する喜びのある車を造っていきますとおっしゃってました。
安全のための自動運転機能を持つ自動車製作も大事でしょうけど
自分自身が運転する楽しみがあるのが自動車のいちばんの醍醐味と私は思います。
運転していて楽しい車がつぎ何なのか、楽しみです。

(参考:ディスカバリーチャンネル)

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