子供の時の「読書」や「読み聞かせ」の大切さ

以前コラムで

深刻な小中高生の”病的ネット依存症”

深刻な小中高生の“病的ネット依存症”その2

の話をしました。

TVやゲーム、スマホは脳機能(特に前頭前野)に対してその働きを抑制してしまうということが研究の結果わかったと東北大学教授川島隆太氏は継承を鳴らしています。

私の子供の頃も長い時間TV見ているとよく親から怒られていました。今やそれがスマホに取って代わりました。

氏によると
ゲームやスマホは頭(脳)を使っているのではなく「条件反射で動いているだけ」だそうです。

現在ではスマホの影響を考慮して学校側も対策に動いています。
特に小中学校ではスマホを触れる時間が制限されています。

ただ、高校生、大学生、若い社会人には制限がないので逆にこの年代の病的ネット依存が増加しているのではないかと福岡大学経済学部教授木下敏之氏も危惧されています。しかしこの年齢層を調べている方が誰もいません。

言語機能は10歳までがピークといわれています。

脳機能を活発にするのは読書や読み聞かせです。脳機能が発になることで

●コミュニケーション能力が高くなる

●理解能力が高くなるので問題行動が少なくなる

そうです。

詳しくはここ「本の読み方」で学力は決まるに書いてあります。

小学生の場合、

勉強1時間、読書1時間がベストで

読書が2時間以上だと成績が下がるそうです。また全く読書をしなかったら平均点以下になるそうです。

また子供の時は「ハッピーエンド」の本をたくさん読んだり、読み聞かせすると考え方が前向きにになることもわかっています。

でも、忙しくて読み聞かせする時間がなかなか取れないという方もいると思うのですが、その場合俳優さんや女優さんが朗読しているのを聞かせてもいいじゃないのとふと思ったのですが、やはりFace to Faceが断然効果が高いと川島氏も言ってます。

子供の頃の読書読み聞かせは脳の発育には大変重要だということがわかりました。



大人でも読書している方としていない方では話し方が違います。本を読むことで読解力が上がり人の話を理解しやすくなるばかりか、語彙(ボキャブラリー)も増えるので会話も楽しくなります。

私は現在月に2冊~3冊程度です。まずはジャンルを決めずにマンガから専門書まで自分の興味のある本を読んでみることが大切だと思います。

 

 

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