標準装備とタイヤサイズが違っても装着できる!?(その2)

前回の続きになります。
タイヤも安い買い物ではありません。1円でも安く買いたいというのは当然です。
ネットを利用して探してみると中古品でも程度が良いものが結構あります。

新品、中古どちらを選ぶにせよタイヤを選ぶときの注意点は、標準装着サイズを基準に
●外径をほぼ一致させる
●速度記号とロードインデックスに意識する
ということです。

タイヤメーカーがCMで言っている「新車装着タイヤからグレードを落とさないように」というのはこの速度記号とロードインデックスも含まれます。
写真の速度記号はW、ロードインデックスは85です。新車時に装着していたタイヤの速度記号はW、ロードインデックスは81でした。
速度記号というのは、
Wなら最高速度270km/hまでなら安全に走行できますよという意味です。
ロードインデックスは、
例えば81ならそのタイヤが支えられる重量が462kg、85なら515kgになります。ただしこれは[適正空気圧]であるということが前提なのは言うまでもありません。

なので交換したタイヤはロードインデックスが上回っているのでグレードを落としてないということになります。195/45R17 80Wというタイヤがあるとするならば80というロードインデックスが標準装備よりグレードが低くなるので安全の為にも装着しないほうがいいということになります。

「色々調べるのもめんどくさいなぁ」と思う方多いと思います。
あれこれ調べなくてもいちばん簡単に装着できる方法は、
純正ホイールを装着することです!

スズキワゴンRを例にすると、
ワゴンR、グレードFAは155/65R14が標準装備です。
これに同じワゴンRスティングレーの標準装備のを装着してみましょう!

ワゴンRスティングレー、ハイブリットTは165/55R15が標準装備になってます。
155/65R14の外径は557mm
165/55R15の外径は562mm
その差5mmなのでそのままポン付けできますし、車検も問題ありません。

以前は同車種で高いグレードのアルミとタイヤを廉価版に取り付けるということをよくやっていました。現在は純正のアルミ+タイヤのセットが安価で探すことができるので簡単にアップグレードできます。

わかっている方は今まで書いていることはすべて知っているはずなのでこれを見る必要はありません。知らない方はこういう方法もひとつのタイヤ交換の方法があるんだと思ってくだされば幸いです。

最新情報をチェックしよう!