車のドアの水抜き穴、メンテしてますか?

ネオテクト

これが何だかわかりますか?
これはドアに設けられている水抜き穴です。写真は助手席側で4つの穴があいています。

これが詰ると雨や洗車したときにドア内部に水が溜まってしまいサビや故障の原因になってしまいます。

ではそもそも詰ることってあるのでしょうか?

長期間洗車せずに放置した場合などに泥や汚れがつまってしまう場合があるそうです。詰ると誘発されるのがサビです。今の車は亜鉛メッキの鋼板を使用していますので錆びにくくはなっているものの詰っていると水分が逃げないので錆びやすくなります。

下回りは常に水分にさらされている部分なのでボディ同様にキレイにしてあげましょう。

まずはきちんと洗う

ボディ同様に洗いましょう。今まで特に洗ったことがなければかなり汚れているのでびっくりすると思います。
これで落ちない汚れには歯ブラシを使用しましょう。洗車キズも付きませんし細かいところの汚れも落としてくれる優れもんです。
洗った後は普通にふきあげて終了です。

メンテナンス

ふきあげた後、詰りが無いか穴を見ます。汚れが残っていたら再び歯ブラシ等でかき出します。
汚れが無くなればワックス等をボディ同様ここにもかけてあげましょう。内部からのサビを防ぐ方法として浸透潤滑剤を吹くのも効果的です。

気をつけてもらいたいのは、量が多いとたれてくるのでウェスでしっかりふき取って下さい。欧州車に多く見られるのは多量のグリスを注入しています。国産にはあまり見られませんが、自宅でもグリスの注入は可能ですが私はこの方法はおすすめしません。グリスが拭きあげの時ボディタオルに付着したりボディ側にたれてきたりと良い事ありません。

もうひとつはピッチクリーナーを使用するのもいい方法です。

  

下回りにはアスファルトからのピッチやタールが付着します。これをスプレーするだけで簡単に落としてくれて、ワックスと同様の水はじき効果もあります。これもスプレーしたらウェス等できれいに拭きましょう。

これで水抜き穴はきれいになっているでしょう!今までドアの下回りを洗車したことがなかったら見栄えもかなり違って見えます。
逆をいえば中古車を見るときここがきれいな車はたいてい全体もキレイなことが多い気がします。
見えないところもきっちりメンテナンスしてあるからこそ見えるところもきっちりしているわけです。


【追記】
先日のパンク修理したタイヤの状態です。
写真中央の部分です。
空気漏れも全く無くもうしばらく走るとより目立たなくなってくると思います。

 

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