積雪の走行や積雪しているところに行く可能性が高い場合事前に知っておくと対処しやすくなることが多いです。先日の続きで、今日はここから話したいと思います。
・本格的な走行前
走行する時なのですが、ブレーキのきき具合の確認をしましょう。ブレーキキャリパーやローターに付着した雪や水分が凍結して効きにくくなる場合があります。まわりの安全を確かめた上で低速で数回ブレーキを踏んで効きを確かめます。効きがいつもと違うなと感じたときは低速で繰り返しブレーキを踏むと水分が乾いて効きが戻ってきます。
・フェンダー内側の除雪
積雪のなか走っているとフェンダー内側に雪がへばりついてきます。このまま走行するとタイヤとの間に詰まるとステアリングの切れが悪くなってしまいます。
途中路肩などの広い場所があればそこで取り除きます。この作業を繰り返し行いながら走行することを頭に入れておきましょう。
そのためにかき出し棒みたいなものを用意しておきましょう。
雪が降る前に道路には融雪剤をまいてあることが多いのですが、こういう道路を走った後はできるだけ早く下回りの洗浄をしましょう。ホースで水をかけるだけでも大丈夫です。融雪剤は[塩]なのでそのままにしておくとサビを誘発してしまいます。車を長持ちさせる意味でも下回りの洗浄を行いましょう。
2回にわたってお話してきましたが、ここに書いてあるのは取説にも書いてあることです。当然これだけではありませんが、事前に知っておけば対処方法もわかります。参考になればと思います。
