車あるある!

【ハイオクとレギュラー】
車の燃料に入れているのはガソリン。現代は電気自動車が走るようになりましたが、まだ化石燃料で走る車が主役です。このガソリンには【レギュラー】と【ハイオク】の2種類があります。では本題ですがレギュラー仕様の車にハイオクガソリンを入れたらどうなるのか?
結論は
何も変わりません。ハイオク(正確にはハイオクタン)には洗浄剤が入っているのでエンジンがきれいになるということですが、多少はきれいになるとは思いますがレギュラーにも入っていますのでハイオクが出始めだったころに比べるとレギュラーも品質は格段に良くなっていますのでほとんど変わりません。今の車は電子制御になっていることを考えればエンジンは自動調整なので馬力もそう変わらないし燃費もさほど変わりません。今ではほとんどありませんがレギュラーガソリンに混ぜ物をした粗悪ガソリンが出回っていた時代があってだまされない為にもハイオクガソリンを入れませんかと言っていたこともありハイオク入れるほうがイイというふうになったのかもしれません。

ではその逆はどうでしょうか。ハイオク仕様にレギュラーを入れると、
パワー不足を感じたり、エンジン内部にスラッジなどが蓄積してエンジン不調、燃費悪化等が考えられます。国産のハイパワー車や同じ車種でもグレードが高いほうに多く採用されています。ハイオク仕様にレギュラー入れることは良い事ありません。ただ途中でエンジンが止まったりすることはありませんが車がハイオク仕様なら素直にハイオク入れましょう。いちばん良くないのはレギュラーとハイオクを混ぜて使用することです。

ちなみにガソリンは本来なら無色透明ですが、灯油と区別する為赤い染料が混ぜてあります。あーそれと軽自動車には軽油(軽の油だから)は認識間違ってますよー!軽油はディーゼルエンジンの燃料ですのでバス、トラック、一部の乗用車には良いですが、軽自動車には入れないで下さいよ。間違いなく途中でエンジンがストップします。




【バッテリー上がり】
今の季節は車の始動性が下がります。もし昨年の夏にエアコンガンガンに使用していたのならバッテリーはかなりの負担がかかっていて、エネルギー不足をおこしている可能性があります。なのでいざエンジンかけようとしてもエンジンがかからない状況になることがあります。セルモーターが回っているのならバッテリーがあがってます。
私は必ず3年毎に取り替えるようにしています。山の中で上がってしまいJAFを呼んだのですが場所が場所だっただけに到着まで2時間待つ羽目に。こんな思いはしたくないというのがきっかけでした。今のバッテリーは性能が良い為少しづつ悪くなるのではなく一気に悪くなります。昨日までは問題なかったのに今朝はだめだったということになります。お家ならまだしも道路上で停止しないためにもバッテリーを5年交換していない、使用中のバッテリーを過去にあがらせたことがある方は点検、交換しておくのをおすすめします。
万が一の為バッテリーのブースターケーブルは車に常備しておきましょう。




【ガソリンと軽油】
最初の項目でも触れましたが、軽の油だから軽自動車は軽油だろー!と言っている方は少なからずいらっしゃるようです。軽自動車はガソリンです。どうしても納得できないと言うのなら車検証に使用燃料が明記してあります。
では、もしガソリン車に軽油を入れてしまったらどうしましょう。エンジンをかけていないなら燃料タンクの洗浄だけで終わります。もし走っているうちにストップしてしまったらタンク洗浄の他に燃料を送るラインの交換、フィルターの交換、エンジン自体も洗浄することになりますが、洗浄だけでいいかどうかは修理工場に持っていかないとわかりません。
では、軽油車にガソリンを入れたらどうなるでしょうか?実はこちらのほうがダメージが大きい場合があります。走らせてないならこれもタンク洗浄で終わるでしょう。しかし走らせてしまいエンジンがストップしてしまった場合はガソリンのほうが軽油に比べると爆発力が大きいためエンジン自体のダメージが大きいことがあります。なので修理代や時間も多くかかってくる場合が考えられます。

給油口には軽油仕様の場合はステッカーで[軽油に限る]と書いてあるはずです。使用燃料を間違えると思わぬ高額の修理代がかかってくるのはもちろんですが、安全な走行にも支障をきたします。軽自動車にはガソリンを入れましょう。

余談ですが、ディーゼル車は灯油でも動かすことが出来ますが、これは立派な脱税という犯罪です。禁止行為になっています。

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