鹿児島県に行ってきました(その1)

今年の大河ドラマ【西郷どん】(せごどん)でも注目されている鹿児島県に行ってきました。天気も良かったことでドライブには最高でした。鹿児島には修学旅行も含めて3回ほどはいったことあるのですが今回が初めて行く場所、また歴史的にも注目するところが多く大変面白かったです。

まず西郷どん[西郷隆盛]の略歴から。
1827年~1877年
薩摩藩の下級武士の家に生まれ、若くして名君島津斉彬に見出され薩摩藩の指導的立場になる。1866年坂本龍馬の仲介で長州藩と薩長同盟を結ぶなど幕末期の中心人物として活躍。江戸城開城の際には勝海舟との話し合いで江戸を戦火から救う。明治政府では廃藩置県などの改革を断行するも朝鮮使節問題で職を辞し鹿児島に戻り私学校(現在の国立病院九州循環器病センター)を設立。この私学校の生徒たちが西郷を全面に立て明治政府に反旗を翻した戦い、西南戦争が勃発。この西南戦争は7ヶ月余りに及ぶ。終結前の最期の5日間立てこもっていた城山の洞窟(西郷洞窟)を出て流れ弾をうけた西郷は明治10年9月24日別府晋介に「晋どん、もうこのへんでよか」と言い別府晋介の介錯で自決する。(西郷隆盛終焉の地は西郷洞窟から約600m坂を下った城山岩崎谷にあります)

島津家の別邸であり世界文化遺産(明治日本の産業革命遺産)でもある仙巌園に行ってまいりました。まずここには鶴嶺(つるがね)神社があります。まずお参りします。
どういう神社かというと

島津家歴代当主とその家族たちが祀られている神社です。亀寿姫も祀られている一人で優しく、美しい方だったそうです。ここにお参りすると身も心も美しい女性になれるといわれ多くの女性が参拝するようになったそうです。どうりで女性の方が多いと思いました。どこかのフィルムメーカーのコピーではありませんが「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに」かも。私は甥の病気の完治をお願いしました。

では仙巌園に入ります。
入り口です。中の庭園もすばらしいのですが、この庭園から見える桜島、錦江湾がすばらしい!

桜島を近距離で見たのは初めてだったので圧倒されました。噴煙が少しあがっていましたが、穏やかでした。この景色がこの庭園と同化しているのでなんの違和感もないのも凄い。スケールでか過ぎです。

島津斉彬が日本を守る大砲を製造するために反射炉跡もあります。この時代に製鉄する技術があったことは驚きました。

この後、旧集成館に行きます。
中は撮影ができなかったので表のみの撮影になりました。
この旧集成館とは島津斉彬が築いた当時では日本最大の工場群のことです。ここでは製鉄、大砲、造船、紡績、薩摩切子などのガラス、薩摩焼、ガス灯などの作製、研究が行われました。西欧列強からの植民地化を恐れ、いちはやく強くまた豊かな国づくりに取り組んだ場所になります。

私は初めて訪れた場所だったのですが近代日本の礎がここにありました。大変興味深く初めて知ることのほうが多かったです。

【西郷どん】にちなんでこれも開催されています。

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