お家もだけど車も大掃除しようね。

12月は大掃除には良いチャンスです。
日ごろ気になっていても出来てないところが出来るチャンスになります。でも寒い中での作業はまるでなにかの修行と思ってしまいます。私もこの時季にはお家も車も大掃除します。今回は久しぶりに乾いた後ふき取るタイプのワックスを使ってみようと思います。

ワックスする前に洗車しますが、私はカー用品店で売っている安いカーシャンプー(2ℓ入りで3~400円程度のもの)を使用しています。食器用の洗剤を使用している場合もあると思いますがこれには注意が必要です。
食器用の洗剤は泡が立ちすぎるのですすぎがかなり大変になります。泡が残っているとサビの原因になります。入れる量を加減しましょう。
もうひとつは入っている成分によっては塗装を剥がす場合もあるので使用する場合は目立たないところで試してみて問題なければボディ全体に移るようにしましょう。

よくすすいだ後、洗車だけでは落ちていない鉄粉や汚れを取り除くために今回はボディ専用のねんどを使用してみました。これはボディの色によって違いがありますので自分の車の色にあったものを使用してください。
さすがに外気が冷たいとねんども硬くなっているので私はお湯で柔らかくしてしばらくコネコネします。こうすることで常に新しい面でボディの汚れを取り除けます。必ず水をかけながらボディ表面を滑らせるよう使用してください。
このねんどの交換時期は新品の時と比べて色がくすんできたり、ねんど特有の粘り気がなくなってきたときです。
ふきあげは表面だけでなく、ドアのふち、トランクやボンネットの内側、給油口のふたなど拭けるところはすべて拭きあげましょう。

そしてワックスです。今は濡れてるうちに塗りこんで水をかけすすぎ拭きとるというのが主流になっていますね。このタイプのワックスが以前に比べると多くカー用品店でも各メーカーから出ています。今回はあえてボディの水分を乾かしてから塗りこむタイプを使用してみます。実は私も久しぶりにこのタイプを使います。

  

これは白専用のワックスで[ハンネリ]タイプになります。ハンネリとは柔らかめのワックスで中に研磨剤が含まれています。なので表面的な細かいキズ等を目立たなくしてくれるメリットがあります。このワックスをダーク色(黒や紺)に使用すると逆に細かいキズがついてしまい艶がぼけてしまうので、ダーク系のワックスには研磨剤が入っていないものを選びましょう。
白の塗膜はダーク系と比べると比較的硬いので少々強めにこすってもこすりキズが目立ちにくいのです。

塗るときはワックスののびを良くする為に付属のスポンジに水を含ませ固く絞ります。
円を描くようにでは無く、直線的に塗りましょう。付けすぎると後で拭き取りがめんどくなるので薄く伸ばしながらするのがコツです。

時間があればやってもらいたいのが、このハンネリのワックスの後に、シュアラスターやザイモール等の純固形ワックスを塗りこむと深い艶がでてきます。純固形ワックスには研磨剤が含まれていないのでどの色の車にも大丈夫です。

ふき取りは通常のタオルではなく着古した綿のTシャツがおススメです!タオルみたいに毛クズが出ないのできれいに拭けます。汚れたらウェスにも使えますから重宝します。

ここまできたらかなりきれいになっています。最後はタイヤです。タイヤの保護剤はいろんなものがありますが、私は[アーマオール]長年使用しています。
色いろ使ってきましたがやっぱりここに落ち着きます。これは他のゴム製品にも使用できます。ものによっては劣化が早まったりするので適材適所で選ぶと良いでしょう。
外装をキレイに仕上げるコツはワックスを塗る前の下地の処理をきれいにしてあげることです。下地をキレイにすればするほどワックスのノリは良くなります。
時間はかかりますが(タイヤまで済ませてだいたい3時間位)今月くらいはいつもお世話になってる車に愛情をかけてキレイにしてあげましょう!

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