知ってたら得する【ガソリンスタンド編】

燃料を入れに必ず立ち寄るガソリンスタンド[以下GSと言います]。車の燃料だけではなく農機具用の混合油、暖房用の灯油、ボイラー等用の重油いろんな燃料を販売しています。近所にあるところもあればかなり離れたところにある地域もあります。こういった地域外にしかGSがないという地域は人口減少が著しく、高齢者が多く、販売利益が見込めない、GS経営者自体も高齢化などが上げられます。こういうところは生活の為に必要な燃料なのでなんとか自治体も考えて頂きたいものです。
ところでこのGS、避難場所にはうってつけの場所です。GSは安全の為高耐震、高耐火性になっています。地下に燃料のタンクが埋設されていますが分厚いコンクリートで覆われている為表面に亀裂が入っても引火することはありません。もし近くに安全な場所が見つけられないけどGSはあるということなら速やかにここに身を寄せましょう。

セルフに限らず従業員がいるGSでもそうですが、自分がガソリンを入れているときふと周りを見てみると灯油の計量器の場所だけ離れている。
何故でしょう?
一番なのは油種の間違いを無くすためが一番大きな理由です。その為に通常は無色透明のガソリンですが区別する為にあえて赤い染料を混ぜて赤い=ガソリンにしているわけです。ニオイが灯油とガソリンでは全く違うので一応区別はつきますがいちいちニオイを嗅ぐことはしないので見た目でわかりやすいようにしています。なので白い車でガソリンキャップを閉め忘れこぼれている状態で特に真夏だったら塗装面に赤いシミが付きますので気をつけましょう。

もうひとつは現在ではかなり少なくなってきましたがディーゼルエンジン(軽油で走る車)は灯油でも走ることができます。実際に灯油を入れるとその時点で脱税になりますからね。なのでこの灯油の計量器に車を横付けしていたら不審な車と思うわけです。ポリタンクに入れれば問題ないのですが車に入れたらアウトです。従業員のいるGSでこの車に灯油入れてくれよと言っても脱税の幇助になるのできっぱり断るように指導されます。私もそれでもかなり詰め寄られた経験があります。営業停止にもなりますので当然みんなから非難を浴びる結果にもなります。今でもトラック会社など会社に軽油のタンクを持っているところは抜き打ちでの検査しています。検問も実施して直接タンクから燃料を抜き出して検査します。排ガスのニオイも変わるのでわかりやすいかな。

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