冠水時の車の運転で知ってほしいこと。

朝倉市からは台風がそれました。復興中に水をさすことはなく朝倉地区は一安心でした。しかし今台風が上陸している、いまから上陸しそうな地区の方々は早めの避難をして下さい。家にいる方はラジオ、懐中電灯の電池を確認して、そばに置いておきましょう。情報を知らない、わからないがいちばん怖いので。停電でも使用できる乾電池のラジオは大変重宝しますよ。ガラスが飛散しないように雨戸を閉めたり、雨戸がなければ直接ガラスに布製の粘着テープを貼るのも有効です。靴などの履物も家の一段高いところに置いて濡れないようにしておきましょう。

車を運転する場合は水深がサイドステップ以下ならなんとか走れるかもしれませんが車によって車高が違いますので一概にいえません。スポーツカーや極端に車高を下げているならホイールの3分の1の深さまでが限界だと思います。RVやSUVなどの車高の高い車も同じことが言えると思います。大事なのは車がストップするのはエンジン内に水が入るからなので、フロントならエアクリーナーの吸気口から、リヤならマフラーから入る可能性があります。大まかな限界値は約30cmだといわれています。


これは私の車で、車高はノーマルです。この前の豪雨の時の冠水のときの水深は写真にもありますが約30cmでした。ホイールの約3分の2くらいの深さですね。確かに走行できましたが室内はずぶ濡れになります。これ以上深いと走行は危険です。水の浮力でフロントタイヤが浮き、ステアリングが効かなくなることもあるそうです。

「そこまでの水深が無いから大丈夫」と思い走っていたら意外に深かったということもありますので、冠水になりかけている、または冠水した道路は注意して走行しましょう。遠回りになってもそこを避けて走る、もしくは水が入らない駐車場に停めて雨が落ち着くまで待つのもひとつの方法です。大切なのは大金出した自動車ではありません。あなたのいのちなのですから。

万が一の時の為にもエマージャンシーハンマー等のグッズをひとつ装備して置くと良いと思います。

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