台風3号接近中。自動車にも大雨の備えを

気象庁台風情報によると台風3号(ナンマドル)が接近中です。4日(火曜日)の朝、九州北部に再接近する可能性が高くなっています。進路は今後変化する為天気予報には注意が必要です。
先日もコラムに書きましたが、台風で我が家はえらいことになった経験があるため、結構敏感です。近くに河川があるのですが、ここに架かっている橋は台風による大雨で崩壊したことが2回あります。近年堤防の決壊はありませんが、私がまだ産まれていない昭和28年の西日本水害では私が今住んでいるところも甚大な被害が出たということです。今は建て変わっていますが洪水のシミが残っている小学校の校舎もあり地元の歴史として教えていました。

大雨の時は思わぬ事態が発生します。自動車で運転中に気をつけることをまとめました。ちなみに雨の降り始めがいちばん道路は滑りやすくなっています。

【車両間隔】
大雨で前方が見えにくい為、極端にスピードが落ちます。前方だけでなくドアミラーにも水滴がついてサイドと後方も視界不良になります。そのため車線変更をする際に確認不足で追突する可能性が大きくなります。晴の運転とは違い目視での確認が重要になってきます。不用意な車線変更はせず、する際は目視での確認を忘れずに行いましょう。

【スピード】
急に大雨が降りだしたらスピードは当然落としますが急激に落とすとこれも追突される危険性があります。びびらず少しづつスピードは落とすようにしましょう。

【バッテリー】
大雨とバッテリー?何の関係があるのとおっしゃる方もいるでしょうが、昼間ならまだ良いのですが、問題は夜です。どれだけ電装品を使用しているでしょう。
今の季節エアコンはマストでしょうから、他にヘッドライト。ナビ、オーディオ、テールライト、ブレーキランプとこれだけ使っています。雨の日はこれにワイパーが加わります。以前のコラムでも書きましたが3年以上交換したことが無いという方はこれを機会に点検をおすすめします。大雨の日に信号待ちでエンジンがストップしたら後ろは大渋滞。かなりの顰蹙(ひんしゅく)は覚悟しておく必要があります。押して車が移動出来る場所でも外は大雨なのでびしょぬれになります。どっちにしろ良いことありませんので点検で普通に走れるのなら点検の手間を惜しまない方が賢明です。1BOXなどの大きい車ほど点検しておきましょう(重いので押して移動することないでしょうから)。一時的にエンジンをかけるためのブースターケーブルの携帯はおすすめしています。ご自身の自動車のバッテリーはどうでしょうか?

大雨のときは考えもしないことが発生します。道路に出来たわだちで対向車から水を多量にかけられることがあるということは頭の中に入れておきましょう。オートバイが走っているのも注意です。特に原付のスクーターには注意が必要です。私も原付に乗っていた時に経験していますが、雨の日のバイクの運転者は前しか見ていないのでスピードが30km/h以下で走っています。しかも路肩を走っていますのでいちばん水が流れている場所です。なので急な車線変更などを行ってきます。接触しないよう車側が意識する必要が出てきます。運転中はあせらず、落ち着いてステアリングを両手でしっかり握り晴の日よりも優しい運転を心がけましょう。

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