自分の車の給油口ちょっと見てみて!

普段、自分の車の給油口なんてまじまじとは見たこと無い方がほとんどですよね。ということでまじまじ見てみました!

動画を見ていただくとわかりますが、給油口を開けるためのレバーにビニールがかかってますが、これは新車から付いていたものでわざわざはずすことも無いと思い今に至っています。単なる貧乏性ですね。レバーを引き給油口を開けるとキャップが見えます。これにはビニール製の紐がついています。何故でしょう。
現在ではコスト面からセルフのガソリンスタンドが増えましたね。ここで多い忘れ物がこのキャップなんです。
以前はこの紐が付いていなかったのでキャップを計量器のキャップ置き場に置いたまま帰るお客が現在でも多いそうです。そこで紐付きのキャップを作ったんです。

このキャップを閉め忘れるとどうなるか。
それは、走行中にガソリンが漏れ、もし煙草などの引火性のものが近くにあれば、大事故になる恐れがあります。
もうひとつはガソリンがボディに付着した時。
ふきこぼれてもすぐ拭けば全く問題ありません。ボディ側にこぼれないように受け口が付いていて外に流れるようにその受け口には小さい穴があいています。この穴、定期的に見ることをお勧めします。特に青空駐車されている方はちり、ほこり、木の葉などで穴をふさいでしまう時があるので、ふさがっていたら、竹串なので掃除しましょう。(竹串を穴の中に落とさないように気をつけて行ってください)

最悪なのは今からの季節、真夏のキャップを閉め忘れ。こぼれていることに気づかず、そのまま走行すると、暑さのせいでボディに付着したガソリンは蒸発するのでこれはいいのですが、赤い染料は付着したままになります。これがやっかいでコンパウンドで磨いても落ちません。塗装しない限りは赤いシミは消えません。(私、経験ありです)特に白色系の車はキャップの閉め忘れには注意が必要です。もしこぼれても大丈夫なようにボディーコーティングをしておくのもひとつです。

このキャップ、ひと昔前は金属製でした。さびの発生や車へのキズが付かないようにするために乗用車では現在プラスチックが主流になっています。このキャップを見るだけでも車の状態を知ることが出来ます。ガソリンタンク内に水分が発生している場合はこのキャップの裏側に乳白色でジェル状の付着物が付くことがあります。もしエンジン内は水分が大敵なので水分を取り除く必要があります。

では何故タンク内に水分が発生するのでしょう?
ガソリンは微量ですが蒸発しているのが原因ですが、いつも満タンに燃料を入れていると水分が発生する余裕が無いので大丈夫なのですが、いつも10ℓ位までしか給油しないタンクは空の空間が多くなるので水分が常に満タンにしているタンクに比べて発生しやすくなります。
よくガソリンスタンドで「水抜き剤入れませんか?」と言われるのはその為で、いまではほとんど言われなくなりました。

ガソリンタンクも以前はスチール製でタンク内の水分で錆びることがあったのですが、これも現在では樹脂製に変わっているのでほとんど無くなっています。

ガソリンの色見たことありますか?ガソリンは薄い赤色です。これはもともとの色ではありません。元の色は無色透明ですが、他の燃料と区別する為に染料を混ぜています。匂いも違います。特に灯油と間違えるととんでもないので、灯油のポリタンクは白色が多かったのです。白色だとわざわざ匂いを嗅がなくても見るだけでわかるようにするためです。余談ですが、ガソリンの匂いは私は好きです。レギュラーとハイオク、同じガソリンですが微妙に匂いが違います。
キャンプなどに使う燃料では無色透明のいわゆる[ホワイトガソリン]と謳っています。

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