自分の車の給油口の位置、どっち側?レギュラーとハイオクどっち入れる?

以前のコラムで給油ランプが点灯してからどのくらい走るのかというのを掲載しました。ガソリンスタンド見つけて、
さあ、自分の車の給油口どっち側にあるか、「どっち?右、左」
車を買い替えた直後はあまり入っていません。ちなみに自分が車屋さんで働いていた時は納車時は5ℓだけ入れるように指示されていました。
ガソリンスタンド(GS)に入る前にドアを開けて確認したことあるでしょう?
それが、車に乗ったままでわかりります!この写真を見てください。
  

それぞれ違う車ですが、アナログ式、デジタル式かかわらず国産乗用車には○でかこってある部分が表記してあります。この三角形の頂点側に給油口がありますよっていうマークです。これを知っておけばいちいちドアを開けて確認する必要も無いし、スタンドマンにどっちと聞く必要がありません。スムーズに行けますよ!



先程、納車時には5ℓだけ入れると書きました。でも今の乗用車はレギュラー仕様とハイオク仕様にわかれています。どの車にもレギュラーをいれていたわけではありません。私がいたところは車に合わせてレギュラーとハイオクをきちんとわけていました。でも車屋さんによって違うみたいです。
では①レギュラー仕様にハイオク、またその逆の②ハイオク仕様にレギュラー入れてもいいの?車にとってのダメージはないの?と思っている方へ。
①の場合
結論からいうと全く問題ありません。今の車はキャブレターではなくインジェクションなのとコンピューターであらゆるものを制御していますので点火時期など自動調整しますのでエンジンが壊れたり、途中でストップするなどはありません。むしろ日本のハイオクガソリンはエンジン洗浄剤が入っていますのでハイオクを入れ続けているとエンジン内部は入れていないときよりも綺麗になります。なので燃費向上やエンジン音が静かになった等の期待が持てます(すべてにはあてはまりませんが)
②の場合
これも結論からいうと問題ありません。が、パワーダウンすることはあります。エンジン自体はハイオクに合わせていますのでレギュラーを長く使用していると車によってはパワーダウンだけではなく、燃費の悪化、エンジン音が大きくなった等の症状が出てきたりします。車の寿命も幾分か短くなるかもしれません。

メーカーが指定した燃料は守る方が懸命です。ガソリン代もバカにならない現在ですが、車を長持ちさせる方法です。①を実行されている方は少ないでしょうが②のほうは結構いると思います。そくらいのデメリットならレギュラーでもいいやと考えるのは当然だと思います。

もうひとつ、これをされている方はもういらっしゃらないと思いますが、いちばんやってはいけないのはレギュラーとハイオクを交互にいれることです。タンクの中で混ざっていますね。同じガソリンなんだから問題ないでしょうと言っている方、同じガソリンではありません。エンジン内部での引火点が全く違う種類のガソリンなのでかえってエンジン故障を引き起こす可能性があります。もしされている方がいればどちらか一方のガソリンを入れましょう。3回ほど給油すればタンク内は1種類のガソリンで満たされます。

ガソリン車に軽油を入れるとどうなるか?
結論からいうとエンジンに軽油がまわってきた時点でエンジンがストップします。こうなったら、車屋さんに行って修理してもらうしかありません。セルフスタンドなら自己責任になりますが、社員さんが入れてくれたならそのGSの責任になることが多いみたいです。この場合は燃料タンク洗浄、フェールライン洗浄、エンジン内部洗浄、点検等やることがいろいろあって7~8万円くらいはかかるみたいです。
この逆で、
軽油車にガソリンを入れたらどうなるか?
これは最悪です。20年前などは同じ車種でガソリン仕様と軽油仕様が存在していましたので、燃料キャップを見て、匂いを嗅いで燃料を判断していた時がありました。この場合は修理代も高額になる場合があります。軽油とガソリンはエンジン内部での引火点が全く違いますから爆発力が大きいガソリンがシリンダーに入ると最悪エンジンが壊れる場合があるみたいです。でもメーカーの努力もあり現在ではこのパターンの入れ違いはほとんど無くなったと思います。

軽油つながりでもうひとつ。
軽油は沖縄と北海道では質が違うって知っていましたか!夏なら問題ないのですが、問題は冬。出発地が九州で北海道などの寒冷地に行く場合は凍りにくい軽油を入れる必要がありますよってことです。

・・・・・この続きは次回書きます。

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